キャバクラを飛ぶ前に確認!4つのリスクと飛ぶときのポイントを紹介
「キャバクラを今すぐ飛びたい…」
そんな悩みを抱えているキャバ嬢さんはかならずこちらの記事を読んでください。
キャバクラを飛ぶ場合、
- お給料がもらえない
- 次に働くお店に困る
- しつこく連絡が来る
などの様々なリスクがあります。
本文では、キャバクラを飛ぶ前に必ず確認すべき4つの注意点、なるべく飛ぶことなくスムーズに辞めるためのコツやどうしても飛びたいときにおさえるべきポイントを詳しく紹介していきます。
キャバクラを「飛ぶ」「辞める」2つの違い
「飛ぶ」「辞める」、どちらも在籍しているお店から抜けることに変わりはありません。
しかし飛ぶのと辞めるのとは全く違います。
それぞれの違いをまずは確認しましょう。
キャバクラを「飛ぶ」意味と具体例
飛ぶというのは、無断で急にお店に行かなくなること。
簡単に言えばバックレることです。
▼具体例▼
- お店に連絡なしで二度と出勤しない
- お店からの出勤要請を無視して音信不通
キャバクラを「辞める」意味と具体例
辞めるというのは、きちんとお店と話し合って退店すること。
要は円満退職です。
▼具体例▼
- 「〇月○日が最後の出勤」とお店と決める
- 事前にお店と話し合って引退イベントを打つ
キャバクラを飛ぶ場合の4つのリスク
キャバクラを飛ぶ場合、リスクがあることを知っておきましょう。
▼キャバクラを飛ぶリスク▼
- お給料がもらえないかも
- 同じエリアのキャバクラで働きにくくなる
- お客さんを次の店に呼びにくくなる
- お店からしつこく連絡が来るかも
それぞれ解説していきます。
大損!お給料がもらえないかも
急に出勤せずそのままやめるとなると、それまで稼いだお給料がもらえないかもしれません。
多くのキャバクラではお給料は手渡し。
飛んだお店に後日お給料をもらいに顔を出すのは、なかなか出来る事ではありませんよね。
もちろん取りに行けばお給料はもらえますが、相当勇気がいります…。
給料が振込の場合、きちんと振り込まれるかどうかはお店の判断になります。
罰金やペナルティを厳しく設定しているお店であれば、飛んだ日以降の出勤予定はすべて無断欠勤+当日欠勤として扱い、お給料は0として扱う可能性も…。
ちなみにキャバクラは、女の子が飛ばないためにお給料を手渡し制にしているお店が多数。
お給料の日払いを稼いだ額の半分くらいに設定しているのも、飛ぶのを防ぐ策の一つなのです。
同じエリアのキャバクラで働きにくくなる
キャバクラを飛ぶと、同じエリアの別のキャバクラで働きにくくなるかもしれません。
なぜなら、夜のお店同士は働く側の知らないところでつながっている場合があるから。
在籍していたキャバクラを飛んで、次に別のキャバクラで働こうと考える女性もいるでしょう。
しかし飛んだといううわさが立てば、飛んだお店の系列店や協力店はもちろんのこと、同じエリアのキャバクラで働くこと自体難しくなってしまうかも。
狭い繁華街なら、飛んだお店の近くで働くと前のお店のスタッフやキャストと偶然会う可能性も当然高くなります。
お客さんを次の店に呼びにくくなる
キャバクラを飛ぶと、在籍していたお店でつかんだお客さんの信頼も落としてしまうことになります。
仮に次の勤務先が決まっても、持っていたお客さんを呼びにくくなるリスクがあります。
お客さんのタイプは大きく2種類。
- お店自体を気に入って通いつつ女の子を指名している
- 女の子を気にいって店に通っている
①のタイプのお客さんの場合、次のお店に呼ぶのは難しいでしょう。
来てくれたとしても飛んだお店で今どこで働いているかバラされるかもしれませんよね。
②の場合であっても飛んだとなるとやはり印象はよくありません。
「応援してもいついなくなるか分からない子」と思われれば、お客さんはついてきてくれなくなってしまいます。
円満に退店したなら続けて応援してくれる可能性はありますが、飛んだとなるとお客さんからも印象は最悪です。
お店からしつこく連絡が来る可能性あり
お店を急に飛べば、お店からしつこく連絡が来ることはとうぜんあります。
キャバクラでは女の子が大切な商品、いきなりいなくなるとダメージになるからです。
- 女の子が十分に足りているお店を飛んだ
- 自分がほぼお店の売上に貢献していなかった
上記の場合、しつこく連絡が来るリスクは低くなります。
いっぽうで、
- 女の子不足のお店を飛んだ
- ある程度売り上げがあり指名も多く取っていた
となるとお店にとって損失は大きく、しつこく連絡が来るリスクは高まります。
状況次第でリスクの可能性がかわるので、現状をよく考えてみましょう。
番外編:関係者が家や実家に来るかも…って本当?
結論から言うと、キャバクラを飛んだからと言って関係者が自宅や実家に押しかけてくることはほぼないでしょう。
「飛んだから自宅付近で黒服に待ち伏せされるかも…」
「実家に電話が来たらどうしよう…」
こんな不安を抱える女性もいると思いますが、そんなに心配することではありません。
正直、夜のお店を飛ぶ女性なんて珍しくありません。
飛んだ女性に対してお店側がいちいちそこまでの労力をかける可能性はかなり低いです。
ただしお店のお金を盗んで逃げたなど悪質な飛び方の場合は話が別。
あくまで、ただお店を飛んだだけの場合に限ります!
キャバクラは飛ぶより辞めよう!スムーズに辞める3つのコツ
キャバクラは飛ぶよりもできるだけ辞める形をとった方が、後々のことを考えると確実に良いです。
▼キャバクラをスムーズに辞めるコツ▼
- 1か月以上前からお店に話をする
- 出勤数を徐々に減らす
- お客さんにも辞めることを伝えておく
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1か月以上前からお店に話をする
一般のお仕事同様、キャバクラでも退店については1か月以上前から店長に相談するのが基本。
お店側も前もってキャストが辞めることを知っていれば、前もってシフトの調整をしたり、お客様への対応を考えたりできますよね。
ここでポイントとなるのが、辞める理由についてです。
お店側が辞めるのを納得せざるを得ない理由で説明しないと、説得されたり引き止められたりして面倒なことになりかねません。
最悪の場合、退店までの時給を引き下げられるリスクもあります。
▼辞める理由としてNGなもの▼
- ノルマが厳しい
- 時給が低い
- 他のキャストとの関係が悪い
- 黒服と合わない
▼辞める理由として納得されやすいもの▼
- 昼職で就職が決まった
- 家族や彼氏にバレた
- 健康上の問題
- 結婚することになった
お店側が「それなら仕方ないか…」と思うような理由を用意して、前もって辞める相談をしておきましょう。
理由についてはたとえ嘘でも大丈夫、お店が裏付けを取ることはありません。
とにかく説得しやすい理由を選ぶことが大切です!
出勤数を徐々に減らす
辞めることを説明したら、あとは徐々に出勤数を減らして自然な形で辞める方向にもっていきましょう。
本当の辞める理由として出勤したくない事情があった場合でも、出勤数を減らせば最後まで飛ぶのを我慢しやすくなります。
辞めることを伝えても我慢できず飛んだら意味がありません。
前もって伝えてあればシフトを減らしても文句を言われることはないでしょう。
出勤を減らした時間を使い、辞めた後の仕事をじっくり探すのもアリだと思います!
辞めることをお客さんにも伝えておく
今までお世話になったお客さんに対しても、しっかりと義理を通しましょう。
応援してお金を使ってきたキャバ嬢がいきなりいなくなれば、中には逆恨みするお客さんもいるかもしれません。
お店にだけ話すのではなく、指名で通ってくれていたお客さんには前もって伝えておくことが大切です。
▼辞めることをお客さんに伝えるメリット▼
- お店からの印象が良くなり円満退職につながる
- お客さんからの逆恨みを避けられる
- 仮に他店へ移籍する場合も呼びやすくなる
完全に業界を上がる場合、別のキャストにお客さんの引継ぎができれば間違いなく円満退職ができます!
どうしてもキャバクラを飛びたいときの3つのポイント
できれば飛ぶより辞める方が良いですが、どうしても我慢できないキャバ嬢さんもいると思います。
時給が低すぎたり、スタッフがクソだったり、キャスト同士の関係が悪すぎたり、いろんな事情はあるでしょう。
普通の仕事でも飛ぶ人はいますし、円満に辞める余裕が全くない・お店が辞めさせてくれないなどの理由なら正直飛んでも仕方ないと思います。
ここからは、どうしてもキャバクラを飛びたいときにおさえておくべき3つのポイントを紹介します。
飛ぶなら給料日直後のタイミング
飛んだらお給料がもらえる可能性は下がりますし、わざわざ取りに行くのもストレスですよね。
お店を飛ぶことを決意したなら、どうせなら給料日直後のタイミングを狙いましょう。
我慢して働いた分のお給料ですから、もらっておいた方が自分の気持ちも晴れると思います。
中途半端なタイミングや給料日前に飛べば、当然無駄になる金額は大きくなります。
仲の良かったキャストからの連絡も徹底無視
飛んだキャストに対して店長や黒服が連絡してくることは当たり前。
しかし中には、店長や黒服の連絡は無視されることを想定し、仲の良かったキャストを使ってなんとかコンタクトを取ろうと考えるお店もあります。
心は痛むかもしれませんが、飛ぶことを決意したら仲の良かったキャストからの連絡も徹底して無視すべきでしょう。
二度と関わりたくないレベルの理由があるなら、思い切って連絡先を変えてしまうのも良い方法です。
お給料の前借分はかならず返してから
もしもお店から給料の前借り(バンス)をしているのなら、その分はかならず返してから飛ぶようにしてください。
お金を借りたまま飛ぶと確実にあとからトラブルになります。
なんの借りもないまま飛ぶのとは違い、
- お店の関係者に追われる
- 自宅や実家で待ち伏せ
- 場合によっては起訴される
などの可能性もゼロではありません。
借用書を書いている場合は要注意です。
前借り自体できれば避けたい事態ですが、もし借りてしまっているお金があるなら返してから飛んでくださいね!
まとめ
キャバクラを飛ぶ場合、円満に辞めるのとは違い、お給料をもらえないなどのリスクがともないます。
また、飛ぶというのは少なからず周囲に迷惑をかける行為なので、いくら水商売でも常識の面で考えたらやってはいけないことです。
我慢できず飛びたくなることもあると思いますが、その後のことを考えたらできるだけきちんと辞めることをオススメします。
どうしてもな理由があって飛ぶことを選択するのであれば、今回紹介したポイントを参考に、あとからトラブルが起こるのを防いでくださいね。