ホステスとキャバ嬢の10の違い!あなたが向いているのはどっち?
「ホステスとキャバ嬢って何が違うんだろう?」
そんな疑問に、こちらの記事でお答えします。
ホステスとキャバ嬢は両方とも、水商売のお店で働く女性を指す言葉。
一般的には、クラブで働く女性をホステス、キャバクラで働く女性をキャバ嬢と呼びます。
しかしホステスとキャバ嬢は、様々な面で違いがあります。
本文では、ホステスとキャバ嬢の10の違いと、それぞれに向いている女性の特徴を紹介します!
ホステスとキャバ嬢の10の違い
まずは、ホステスとキャバ嬢の10の大きな違いを紹介します。
- ホステスとキャバ嬢の違い一覧
項目 | ホステス | キャバ嬢 |
業種 | クラブ・高級クラブ | キャバクラ |
客層 | 年齢層高め・富裕層メイン | 年齢層も職業も様々 |
教育係 | ママ | 店長・黒服 |
接客スタイル | チーム接客 | マンツーマン接客 |
給料システム | 完全歩合・日給制 | 時給+バック |
指名制度 | 永久指名 | 場内指名・本指名 |
メイク・衣装 | 控えめ | 華やか |
女性の年齢 | 20代後半~30代 | 20代前半 |
店内 | 落ち着いた雰囲気 | 明るく個性豊か |
経験の有無 | 経験者メイン | 未経験歓迎 |
それぞれの項目の違いについて、詳しく見ていきましょう。
働くお店の業種
ホステスとキャバ嬢はそもそも働くお店の業種が違います。
- ホステス…クラブや高級クラブで働く女性
- キャバ嬢…キャバクラで働く女性
スナックで働く女性を「ホステス」と呼ぶ場合もありますが、基本はクラブ勤務の女性=ホステス、の認識が一般的です。
接客する客層
ホステスとキャバ嬢は接客する客層も違ってきます。
なぜなら、クラブとキャバクラの料金に大きな違いがあるから。
クラブの場合、料金相場は最低5万円以上。
キャバクラの場合、安ければワンセット(1時間)5,000円程度から遊べます。
クラブは料金が高額になるため、働くホステスが主に接客するのは40代以上の富裕層のお客様。
一見さんお断りの会員制としているお店もほとんどのため、落ち着いた客層がメインです。
キャバクラは比較的リーズナブルに遊べるため、キャバ嬢が接客するのは20代からの幅広い年齢層で職業も様々。
ワイワイ盛り上がりたい方がメインの客層となっています。
教育係
クラブとキャバクラ、どちらのお店で働くにしても仕事を教えてくれる教育係が存在します。
教育係とは
お店のシステムやルール、マナーなど細かな部分を教えてくれる担当者のこと
ホステスの場合、教育係はお店の女性を代表する存在「ママ」。
キャバ嬢の場合、店長や黒服が教育係を担当することがほとんどです。
ママのいるクラブの場合、お店のコンセプトから接客方針までママの決定に従うのが基本。
ママのいないキャバクラは、簡単な教育を受けた後はキャバ嬢個人で接客スタイルを確立します。
キャバ嬢の方が働く時の自由度は高めかも。
接客スタイル
ホステスとキャバ嬢は接客スタイルにも大きな違いがあります。
- ホステス…複数人で接客するチームプレイ
- キャバ嬢…マンツーマンで接客する個人プレイ
キャバクラでも状況に応じてヘルプがつき複数人で接客することはありますが、クラブは常にチームでの接客になります。
給料システム
ホステスとキャバ嬢はお給料のシステムが全く違います。
ホステスは完全歩合もしくは日給制が主流ですが、キャバ嬢は主に時給+バックがお給料になります。
完全歩合制
自分のお客様の小計の50%程度がそのままお給料。
ただし売上0ならお給料も0。
日給制
ホステスごとに決められた日給(平均2万円~)がお給料。
高いお酒が入っても基本的にはバックはない。
時給+バック
キャバ嬢ごとに決められた時給(平均3,000円~)×勤務時間がお給料。
プラスして、同伴やボトルなどのバックがつく。
どちらの方が高収入かというと難しい問題で、どちらの仕事も稼ぐ女性は月収100万円を超えることも珍しくありません。
指名制度
ホステスとキャバ嬢は指名制度にも違いがあり、上記で解説したお給料にも大きくかかわってきます。
ホステスの場合は永久指名制。
指名の変更はホステスが卒業するなどの事情がない限りはできません。
別名「係制」とも言って、お客様の係(指名)になれば席の売上が自分のお給料に反映されます。
係のホステスが休みの日でも、お客様が来店されれば小計は係のホステスに反映されるシビアな制度です。
係のお客様が多ければ多いほど、完全歩合制で驚くほどの高収入に…。
一方、キャバ嬢の指名制度は2種類。
- 場内指名…フリーのお客様がその場で気に入ったキャバ嬢を指名すること
- 本指名…最初からキャバ嬢を指名して入店すること
キャバクラのお客様は、いつでも指名を変更したり、複数のキャバ嬢を指名したりすることが可能。
働く女性にとって良いかどうかは別として、クラブよりもキャバクラの方が指名の自由度は高めです!
メイク・衣装
ホステスとキャバ嬢は、メイクや衣装の系統が大きく異なります。
人によっては、見ただけでホステスかキャバ嬢かわかることも…!
ホステスのメイク・衣装
- メイク…ナチュラルで落ち着いた雰囲気のメイク
- 衣装…着物やスーツ、露出の少ないシックなドレスなど
キャバ嬢のメイク・衣装
- メイク…華やかで目立つ濃いめのメイク
- 衣装…きらびやかなドレス、露出度高めのドレスなど
自分がどんなメイクや衣装で働きたいかは、ホステスになるかキャバ嬢になるか決める基準になりますね。
女性の年齢
ホステスとキャバ嬢は女性の年齢に違いがあります。
ホステスの場合、20代後半から30代(お店によっては40代)の女性がメイン。
キャバ嬢は20代前半までの若い層の女性が大半を占めます。
20代後半までキャバクラで働き、そのままホステスに転身するキャバ嬢も少なくありません。
店内
ホステスが働くクラブとキャバ嬢の働くキャバクラは、店内の雰囲気も全く異なります。
クラブは落ち着いて時間を過ごしたいお客様が多いため、どのお店も派手さはありません。
インテリアや小物など調度品にこだわり、シックな高級感を演出しているお店が多いです。
キャバクラは個性を前面に出した内装となっていて、お店のカラーによって雰囲気が全然違います。
おおまかには、明るく派手目なデザインのお店が多い印象です。
経験の有無
ホステスとキャバ嬢は、経験の有無による採用基準がちょっと違います。
ホステスの場合、ナイトワークの経験がある女性の方が面接で通りやすい傾向。
ナイトワーク未経験者は面接でかなり不利になってしまいます。
一方キャバ嬢は未経験歓迎のお店も多く、水商売初心者でも面接に通る可能性は十分にあります。
クラブ求人で「未経験OK」と書いてあったとしても、未経験の場合はそうとう容姿レベルが高い、またはママが才能を感じる部分がないと採用される可能性は低いです…。
ホステスとキャバ嬢の共通点は4つ
ホステスとキャバ嬢はたくさんの違いがありますが、共通点もあります。
ホステスとキャバ嬢の共通点は全部で4つ!
- 男性客メインの接客業であること
- 接客の際はお客様の隣に座ること
- 同伴・アフターでお店の外でもお客様と接すること
- お店によってノルマが設定されていること
クラブとキャバクラ、どちらで働くにしても上記の4点は抑えておく必要があります。
4つの中に納得できない条件があれば、別の業種や働き方を検討しましょう!
ホステスに向いている女性の特徴
ホステスとキャバ嬢は、向いている女性の特徴にも違いがあります。
まずはホステスに向いている女性の特徴から紹介します。
ホステス向きの女性とは
- 知識が豊富で教養がある
- 聞き上手
- 専業で働ける
- 水商売経験者
クラブに来店する客層的に、知識が豊富で教養がある女性がホステスとして好まれます。
また、クラブに来店するお客様を楽しませるためには、話し上手よりも聞き上手かどうかが重要。
高級クラブでは、1時間のうちホステスが話すのは10分程度が理想ともいわれています…!
クラブホステスはどちらかというと、副業よりも専業で働ける女性が求められています。
ナイトワーク一本で頑張りたい女性はクラブを視野に入れてみましょう。
未経験だと面接に通る可能性ゼロ…とは言いませんが、ホステスの場合水商売経験者が優遇されます。
すでにお客様を持っている、ナイトワークのマナーや常識がすでに備わっている女性はクラブ向きです!
そのほか、高級クラブで働くにあたりおさえておくべきポイントは下記の記事を参考にしてください。
キャバ嬢に向いている女性の特徴
続いては、キャバ嬢に向いている女性の特徴を紹介します。
キャバ嬢向きの女性とは
- 明るくノリが良い
- 話し上手
- 副業で働きたい
- メンタルが強い
落ち着いた雰囲気を求められるクラブと違い、キャバクラでは明るくノリの良い女性が好まれます。
どんな年代のお客様とも盛り上がれる話し上手であればさらに〇。
キャバクラはトーク力がある女性にピッタリです!
また、専業でももちろん問題はありませんが、副業としてナイトワークを考えている女性ならキャバクラが良いでしょう。
副業+未経験でも面接に通る可能性は高いです。
さまざまなお客様が来店するキャバクラだからこそ、ちょっとしたいじりくらいなら笑ってかわせるメンタルの強さがあればなお良いですね。
まとめ
ホステスとキャバ嬢は両方とも、水商売で働く女性を指す言葉。
しかし細かな点に目を向けてみると、さまざまな違いがあります。
向いている女性の特徴も違うため、ホステスとキャバ嬢で悩んでいる方はしっかりと比較することが大切。
こちらの記事で紹介した内容を参考に、自分に合ったナイトワーク選びをしてくださいね。