キャバクラの店外は行くべき?判断基準や注意点・断り方総まとめ
「キャバクラの店外って、誘われたら行ったほうがいいのかな…」
このようなお悩みを持っているキャバ嬢の方に向けた記事内容となっています。
キャバ嬢として働いていると、お客様からお店の営業時間外に外でデートをする「店外」の誘いを受ける可能性は高いですが、本当に行くかどうかは自己判断。
選択次第では店外が良い結果につながることも、悪い結果につながることもあります。
本文では、キャバクラの店外に行くかどうかの判断基準や、店外についてキャバ嬢が知っておくべき注意点を詳しく紹介していきます。
指名が切れない上手な店外の断り方もセットで紹介するので、ぜひ最後までご覧ください!
キャバクラの店外とは
キャバ嬢が休プライベートの時間を使い、キャバクラのお客さんとお店の外で会うことを店外と呼びます。
お店以外で会うことに特別感を得られるため、お気に入りのキャバ嬢を店外に誘うお客さんはとても多いです。
「それってお店のルール違反にならないの?」と疑問を持つ方もいるとは思いますが、実はキャバクラ店がお店のルールとして店外そのものを禁止しているパターンはあまり見られません。
お店にお客さんを呼ぶ手段の一つとして黙認されているのだと考えられます。
キャバクラ以外のナイトワークでも、プライベートの時間にお客さんと会うこと全般を店外と呼ぶので用語としておさえておきましょう。
キャバクラの店外、誘われたら行くべき?重要な判断基準を紹介
お客さんから店外に誘われた時、あなたならどうするでしょうか。
勤め先のお店で禁止されているわけでなければ、店外するかどうかの最終判断は女の子次第。
キャバクラの店外に誘われた際、行くべきか決めるための重要な判断基準を紹介します。
▼店外するか決める判断基準チェックリスト▼
- 普段お店での態度が良い
- お店に通ってくれる頻度が高い
- 今まで何度も同伴してくれている
- 信頼関係がある程度できている
- 相手の素性を知っている
- 売り上げに貢献してくれている
- 下心を感じない
上記のチェックリストで多くに当てはまるお客さんが相手なら、店外に行く意味はあるといえます。
今後もたくさんお店で売り上げに貢献してもらうためにも、誘われたキャバ嬢本人がイヤだと感じなければ一度店外するというのも選択肢になるでしょう。
一方、全く当てはまらない相手であれば店外する必要はありません。
店外するかどうかの判断において一番大切なのは相手の見極めであり、誰にでも付き合うのは絶対NGです。
ちなみに、チェックリストに全然当てはまらなくても、気になっているお客さんで彼氏候補なら…別枠で考えても良いと思います!
キャバ嬢が店外するメリット・デメリット
キャバクラ業界において店外が全面禁止されていないのは、やり方次第でお店・キャバ嬢双方にメリットがあるからです。
ただしデメリットもあるからこそ、堂々と店外をOKするお店もありません。
ここからは、キャバ嬢が店外するメリットとデメリットを確認していきましょう。
店外するメリット
キャバ嬢が店外するメリットは、大きく下記の3点です。
▼キャバ嬢が店外するメリット▼
- お客さんとの関係性を強くできる
- ほかの子への目移りを回避させられる
- 次にお店に来てもらうきっかけになる
キャバ嬢にとって大切なのは、いかに指名客を呼んでお金を使ってもらうかですよね。
店外がきっかけでお客さんとの関係性を強くできれば、その後も安定して来店してもらえる可能性が高くなります。
また、キャバクラは永久指名制ではないためほかの女の子への目移りが心配な時も店外は有効な手段。
もちろん、「最近別のキャバクラばかり行って遊んでいるのをなんとかしたい」なんて場合も効果を発揮します。
とにかく店外は、次にまた自分指名でお店に来てもらうきっかけにつながります!
ただしいずれも相手の選び方を間違わなかった場合のメリットです。
相手を選び間違えて店外すると、次に紹介するデメリットのほうが大きくなるので気を付けなければなりません。
店外するデメリット
続いては、キャバ嬢が店外するデメリットを4つ紹介します。
▼キャバ嬢が店外するデメリット▼
- プライベートの時間を消費する
- 何かあった場合は自己責任
- お店に来てくれなくなるリスク
- 店外ばかり誘ってくるようになるリスク
キャバ嬢はそもそも日常的にお客さんと連絡を取り合い営業するのが基本ですから、プライベートの時間は本当に貴重です。
しかし店外するとなると休日を返上してお客さんと会うわけですから、この時点で一つのデメリットです。
また、お店のように黒服がいてくれるわけではないので、店外デート中に何かあった場合は自己責任。
優しいと思っていたお客さんが二人きりになった瞬間豹変するなど、何があるかはわかりません…。
さらには、店外ができたことに満足してお客さんがお店に来てくれなくなったり、逆にお店でお金を使うのがもったいなくなり店外ばかり誘ってくるようになるリスクもあります。
繰り返しますが、店外がプラスに働くか裏目に出るかはキャバ嬢の相手を見極める力にかかっています!
経験が浅いなど自信がない場合は、店外はとりあえず避けるのが無難です。
店外をする場合にキャバ嬢が知っておくべき注意点5選
相手をよく見極めた結果として店外をすると決めた場合、キャバ嬢が必ず知っておくべき注意点が全部で5つあります。
▼店外をする場合の注意点▼
- プランの主導権はキャバ嬢側が持つこと
- 過度な期待は抱かせない
- 2人きりになる密室に行かない
- 自宅付近まで送ってもらうのは避ける
- 現金を受け取るのはやめておく
よく見極めた相手であっても、キャバ嬢側が言動を間違えば思いもよらぬ展開になるかもしれません。
そんな事態を避けるため、店外の際の注意点をひとつずつ確認していきましょう。
プランの主導権はキャバ嬢側が持つこと
店外の際の注意点一つ目は、プランの主導権はキャバ嬢側が持つことです。
相手から誘われたからと言って、すべてお客さんに任せなければならないわけではありません。
待ち合わせから解散までのざっくりした時間やプランは、キャバ嬢側から先に提案するようにしましょう。
完全にお客さんに任せた結果、朝から晩までびっしりのデートプランを提案されてうんざりしたことがあります…。
行先なども、ある程度自分で決めることができたほうが当日安心できるというメリットもありますよ。
過度な期待は抱かせない
信頼関係のある良いお客さんでも、店外の際の接し方を間違えて関係性が崩れてしまうことがあるので気を付けましょう。
お店の外ということでお互いに解放感がありますが、スキンシップやリップサービスはほどほどに!
過度な期待を抱かせてしまうと、良客が痛客になってしまうかもしれません。
普段お店で接するのと大きく態度を変えないようにするのがポイントです。
無理に接し方を変えなくても、メイクや髪型、服装でお店とのギャップを見せるだけでもお客さんは十分喜んでくれますよ。
2人きりになる密室に行かない
2人きりになる密室は、どんなに信頼できる相手でもなるべく避けるようにしましょう。
お店のように何かあったら黒服が来てくれるわけではありませんから、少しでも危ない目に合うリスクを下げるためには重要なことです。
2人きりで密室空間に行くとすれば、そのお客さんと何かあっても良いという覚悟まで決めてからにしましょう。
自宅付近まで送ってもらうのは避ける
店外デートの帰りに送ろうとしてくれるお客さんがいますが、基本的に自宅付近まで送ってもらうのは避けましょう。
どんなに信頼できるお客さんでも、完全なプライベートエリアまで踏み込ませるのは危険です。
どのあたりに自宅があるかのざっくりしたエリアもなるべく知られないのが理想です。
「親と待ち合わせている」
「今日は実家に帰る」
など、うまく理由を付けて家から離れた場所で別れるようにするのがおすすめです。
現金を受け取るのはやめておく
店外デートの際に現金を渡そうとしてくるお客さんがいますが、受け取るのはオススメできません。
「休みの日に付き合わせた時給だと思って」
など、善意からお金を渡そうとしてくれるお客さんもいるでしょう。
しかし、現金を受け取るとその後予想もしないトラブルにつながったり、身体の関係を求められたりといった面倒な展開になる可能性があります。
ちょっとしたプレゼントやデートの際に何かを買ってもらうというのなら無理に拒否する必要はありませんが、現金を受け取るのだけはやめておくのが無難です。
お店側からしても、店外は暗黙の了解でも現金をもらっているとなると事情は変わります。
お店の外でお客さんから現金を受け取るのは「裏引き」と呼ばれる業界のタブーなので気をつけましょう!
店外は嫌だけどお店に来てほしいときの上手な断り方とは
「店外するのは嫌、でもお店にはこのまま通い続けてほしい…」
正直言うと、店外に誘われたキャバ嬢さんの多くはこのように感じていると思います。
そこで最後に、店外を断りつつお店に来てもらうための上手な断り方の例を紹介するので参考にしてください。
パターン①
「お仕事だから1人を特別扱いすることはできなくて…ごめんなさい」
キャバ嬢の仕事を割り切って頑張っていることを伝える断り方です。
真摯なお客さんなら引き続き応援してくれます。
パターン②
「ほかのお客様に見られたらお仕事に影響が出てしまうので…」
どのお客さんにも平等に接していることをアピールする断り方です。
こちらも、キャバ嬢を仕事として真面目に頑張っていることが伝わります。
パターン③
「仕事で疲れすぎて、休みの日は家にいることにしてるんです」
あなたを大事に考えてくれているお客さんであれば、体調を理由に断ってしつこくしてくることはないでしょう。
パターン④
「もっと仲良くなってからの楽しみにしませんか?」
上級者のテクニックです。
この言葉を本気にして通い詰めてきた場合にもしっかり対処できる場合のみ、活用してください。
そのほか、「店外は無理だから少し早く待ち合わせて同伴しよう」など上手に営業につなげる方法もあるので、自分のスキルに合わせて対処していきましょう。
まとめ
キャバクラで働くと、高確率でお客さんから店外に誘われます。
店外自体は暗黙の了解としているお店が多いですが、暗黙の了解ということはすべてが自己責任ということ。
店外は上手に立ち回ればお店での売り上げアップにつながりますが、失敗すればお客さんが切れてしまったり、自分自身がイヤな思いをしてしまったりするリスクがあります。
重要なのは、お客さんを見極めて店外をするかしないか決めること。
また、店外の際は相手を勘違いさせたり、その後トラブルにつながったりするような言動は絶対に避けてください。
危ない橋を渡りたくない場合は、店外を上手に断れるようになりましょう。