キャバクラの団体客への接客のコツ4選!押さえておくべき注意点も解説
「キャバクラに大人数で来る団体客が苦手…」
「団体のお客さんってどうやって接客するのが正解?」
キャバクラはお一人様から数名のグループ客のお客さんが多いですが、10人などまとまった人数の団体客の来店も珍しくありません。
ただ、大人数への接客には少人数のお客さんへの接客とは別の、押さえておくべきポイントと注意点があります!
本文では、キャバクラに来店する団体客への接客のコツを詳しく解説していきます!
キャバクラの団体客には意外なメリットがたくさん!
キャバクラの団体客を苦手だと感じているキャバ嬢さんは少なくありません。
確かに、団体客と聞けば自分たちだけで盛り上がる、うるさい、会話に入りにくい…などマイナス要素に目が行きがちですが、実はキャバクラの団体客には意外なメリットもあるんです。
- お客さん同士で盛り上がってくれるので楽
- 意外と延長が入りやすい
- 後日改めて個人で来店してくれるケースも多い
お客さん同士で盛り上がってくれるので楽
団体客の多くは、お客さん同士内輪で盛り上がることが大半です。
キャバ嬢から気を使って話題を提供したり、積極的に場を盛り上げようと奮闘する必要はありません。
団体でキャバクラに来るお客さんの多くは、大人数でお酒が飲めてワイワイできる場を求めてキャバクラに来ているパターンがほとんど。
お一人様や少人数で来店するお客さんとは、根本的な目的がちょっと違うんです。
どうしていいかわからない、という思いから団体客を苦手だと感じるキャバ嬢さんは多いですが、けっこう「何もしなくていい」のが団体客の卓なのです。
意外と延長と場内が入りやすい
キャバクラの団体客は意外と延長が入りやすく、場内指名を掴むチャンスがあります。
キャバクラのワンセットはだいたい60~90分ですが、大人数で盛り上がっているとこのくらいの時間はすぐに過ぎてしまい、せっかく盛り上がっているし延長してもう少し飲んでいこう…という流れになりやすいんですよね。
延長するにあたって場内指名を入れる方もけっこういるので、選んでもらえれば場内指名バックが入ります。
さらにその流れでドリンクをもらえればドリンクバックもプラスになるので、小さいながら収入アップにつながるチャンスがあるわけです!
後日改めて個人で来店してくれるケースも多い
団体で来店したのち、後日お一人様や別のメンバーで再度来店してくれるケースは多いです。
- 団体での来店時に気になる子とあまり話せなかった
- 団体での来店時に場内指名をした子を指名したい
上記のような理由で、日を改めて再びお店に来てくれるお客さんは意外と少なくありません。
「団体客は自分たちだけで盛り上がってキャバ嬢のことなんて見てない」と思ってしまいがちですが、意外そんなこともないんです。
その場では気のない素振りをしていても実は…なんてことがあるということはぜひ押さえておきましょう!
キャバクラの団体客への接客術4選
キャバクラの団体客に当たるメリットを紹介してきましたが、メリットを享受するためには団体客への上手な接客術を知っておくと便利です。
というわけでここからは、団体客の接客術として覚えておくべき4つのポイントを紹介していきます!
- 基本は無理に会話に入らなくていい
- 話題が振られたら盛り上がる返しを心がける
- お酒作りや灰皿交換などは徹底する
- 浮いている・飽きているお客さんがいないか気配りする
基本は無理に会話に入らなくていい
団体のお客さんの接客時は、基本的に無理に会話に入る必要はありません。
先ほどお話しした通り、団体で来店してお客さんたちは内輪で盛り上がることが多いため、キャバ嬢がぐいぐい会話に入っていけば「邪魔」とすら思われてしまうかもしれないのです。
スタンスとしては聞き役で、リアクションだけしっかりとるようにすればOK!
話題が振られたら盛り上がる返しを心がける
団体のお客さんは自分たちで勝手に盛り上がってはくれますが、ふとした瞬間にいきなりキャバ嬢に話を振ってくることもあります。
そんな時は、できるだけその場の盛り上がりを維持できるような気の利いた返しを心がけましょう!
コツとしては、自分で会話が終わってしまうような返答はしないこと。
団体客の方にさらなるトークテーマを提供できるような返しが理想です。
筆者が目にした具体例をお話しすると、「○○ちゃんはこの中で誰が一番タイプ!?」と聞かれた先輩キャバ嬢が、「私は結構Sなので、Mな方が好みかな♪」と返し、誰がMかという話で団体客が再度盛り上がったシーンを見たときはさすがだな、と思いました。
お酒作りや灰皿交換などは徹底する
団体客の卓は個人の卓と違いトークの中心にならなくて良いですが、だからと言ってさぼっていいというわけではもちろんありません。
むしろ、お酒を作るペースや灰皿交換のペースは早くなりますし、かわるがわるトイレに立つお客さんもいるのでおしぼりを渡すなど細かな仕事は多くなります。
- グラスが空
- 灰皿に吸い殻が溜まっている
- お客さんのグラスがびしょびしょ
- おしぼりがあちこちに放置
上記のような状況にならないよう、テーブル全体に目を配りこまめに手を動かすようにすることが大切です。
浮いているお客さんがいないか気配りする
団体客あるあるですが、キャバクラと言う空間に慣れておらず、来たはいいけれどどう楽しんでいいかわからないという人が混ざっていることは珍しくありません。
このタイプのお客さんは、団体客の中でも緊張や場所みしりからうまく全体の会話に溶け込めず、浮いてしまうことがあるんですよね。
団体客が来たら、上記のようなお客さんがいないか目を配ることも大切です。
もし浮いてしまっているお客さん、楽しめていないようなお客さんがいたら個別でトークするなどフォローしてあげましょう。
キャバクラの団体客への接客で注意すべきこと
キャバクラの団体客は接客のコツさえつかめれば楽にやり過ごせることが多いですが、注意点として必ず押さえておきたいポイントもあります。
団体客の卓をしらけさせて大失敗してしまわないよう、注意点についても最後に確認しておきましょう!
- 不満を表情や態度に出さない
- 一緒についたキャバ嬢とは協力すべし
- 過度なおねだりは厳禁
不満を表情や態度に出さない
団体客はキャバ嬢とのトークをメインの目的にしていないため、キャバ嬢の存在をスルーして盛り上がることは珍しくありません。
話しかけようとしても適当にあしらわれてしまうこともあります。
ただ、普段少人数のテーブルでお客さんにちやほやされたり話題の中心になったり…といった接客に慣れてしまっている女性の場合、こうした扱いを不満に感じてしまうことがあるんですよね。
気持ちはわからなくもありませんが、その不満を表情や態度に出すのは絶対にやめましょう!
いくら人数の多い卓とはいっても、不満そうな表情、言動のキャバ嬢が1人いるだけで場は盛り下がります。
盛り上がっているお客さん同士の会話には無理に入ろうとせず、空気を読んで邪魔にならないよう上手に立ち回ることに徹しましょう。
一緒についたキャバ嬢とは協力すべし
キャバ嬢は普段は個人プレーになりがちですが、団体客の卓では違います。
同じ卓についたキャバ嬢とは、できる限り協力し合うことが大切です!
お客さんから話を振られた時は近くのキャバ嬢も上手に巻き込むなど、大人数に対しては大人数で対応したほうがその場の空気はキープしやすいです。
話題を振られたからと言って自分一人注目されようという言動は、お客さんからも同じ卓のキャバ嬢からもがっついている印象を持たれてしまうので注意しましょう。
過度なおねだりは厳禁
団体客の接客の際は、過度にドリンクをおねだりするのはNGです。
というのも、団体客の会計は代表者が権限を握っていることが多いため、隣に座ったお客さんが必ずしもドリンクの可否を決められるとは限らないから。
人数が多いからこそだいたいの予算が決まっていることもあるので、しつこいおねだりはただマイナスの印象になってしまいます。
乾杯の1杯をおねだりするのは全く問題ありませんが、そのあとどれくらい飲んでも問題ないかはお客さんの様子を見て判断しましょう。
まとめ
今回は、キャバクラに団体客が来た時の接客方法について詳しく解説しました。
団体客の卓はマンツーマンや少人数の接客とは全く違う空気感なので、苦手意識を持ってしまうキャバ嬢さんは多いです。
ただ、キャバクラの団体客への接客は慣れれば本当に楽です!
今回紹介した内容を参考に上手に団体客の卓を回せるようになれば、黒服からも重宝されること間違いないのでぜひ頑張ってみてくださいね。