キャバクラの細客と太客!見極めポイントと接客の差の付け方を徹底解説
「キャバクラに来る細客と太客の見分け方は?」
「細客と太客、どこで接客の差をつけるべき?」
キャバクラで働いていると自分を気に入り指名してくれるお客さんが徐々にできてくるものですが、お客さんによってどれだけ売り上げに貢献してくれるかは異なりますよね。
指名はしてくれるけどそこまでお金を落としてくれない細客と、指名をしてバンバンお金を使ってくれる太客。
今回は、この2つのタイプのお客さんへの接客のポイントについて知っておくと役立つポイントを解説します。
細客の扱いに悩んでいるキャバ嬢さんはぜひ参考にしてくださいね。
キャバクラの細客と太客の定義
まずは、キャバクラにおける細客と太客の定義を確認していきましょう。
キャバクラの細客の定義
キャバクラの細客とは、使えるお金がそこまで多くないお客さんのことを指します。
どのくらいの会計額だと細客になるかは、エリアごとのキャバクラの相場やキャバ嬢個人の金銭感覚によって多少異なりますが、一般的には以下に当てはまるお客さんは細客と表現されることが多いです。
- 毎回最低料金でしか遊ばないお客さん
- 1回の来店で使う金額が2~3万円程度のお客さん
キャバクラの太客の定義
キャバクラの太客とは、細客とは反対にたくさんお金を使ってくれるお客さんのことを指します。
目安としては、1か月にだいたい30万円以上使ってくれるお客さんは太客と言って良いでしょう。
太客の条件に来店頻度は関係ありません。
例えば1回の会計がだいたい5万円程度でも週に2回来店してくれるなら太客、来店が月に1度でもその1回で30万円を使ってくれるなら太客に該当します。
細客と太客の見極めポイント4選
キャバクラで働く中で、細客と太客どちらのお客さんが欲しいかと言えば、やはり太客ですよね。
太客を何人も指名客にすることができれば売り上げがアップし、稼げる金額も増えていきます。
- 身だしなみ
- 持ち物
- おねだりした時の反応
- お酒の飲み方
太客が欲しいなら接客の際の見極めが大切!
ここからは、細客と太客の見極めポイントを詳しく紹介していきます♪
身だしなみ
細客と太客の見極めポイントひとつめは、身だしなみです。
太客になってくれる可能性のあるお客さんは経済的に余裕がある裕福な男性がほとんど。
そして、お金のあるお客さんほど身だしなみに相当気を使っています。
- 服装に清潔感がある
- 爪や髭、歯がキレイ
- 不快なにおいがしない
身だしなみに気を使っている=全員がお金持ちというわけではありませんが、一つ確実に言えるのは、身だしなみに気を遣えない男性の中にお金持ちはいないということ。
細客と太客、どちらの可能性があるか見極めるポイントとしては有効です。
持ち物
細客と太客は、持ち物にも違いが出やすいです。
持ち物にどれだけお金をかけているかに、お客さんの経済的な余裕が現れやすいと言って良いでしょう。
特に経済的な余裕が現れやすい持ち物は以下の通り。
- 時計
- カバン
- 靴
- スーツ
世界的に有名なハイブランドを身に着けている場合は太客の期待大。
おねだりした時の反応
こちらはかなりわかりやすいポイントですが、キャストがドリンクをおねだりした際に嫌な顔一つせずどんどんご馳走してくれるお客さんは金銭的に余裕があります。
一方で、「1杯だけいいよ」と制限を付けたりキャストドリンクを出し渋るお客さんは指名してくれたとしても細客止まりになることがほとんど。
気前がいいお客さんほど太客であると言えます。
お酒の飲み方
お酒の飲み方にも経済的な余裕は現れます。
お金のあるお客さんは基本的に飲み方がきれいで、飲んで騒いだり暴れたりといったことはありません。
社会的な地位がある方ほど、お酒を飲んでいたとしても失敗を恐れるものです。
キャバクラの細客と太客、接客の差はどこでつける?
キャバクラには細客と太客どちらのタイプのお客さんも来店しますが、キャバ嬢としてどちらのお客さんにも全く同じ接客をするわけにはいきませんよね。
どれだけ売り上げに貢献してくれているかに合わせてある程度接客を変えるのも、キャバ嬢に必要な能力です。
ここからは、キャバクラの細客と太客の接客の差はどこでつけるべきかについて解説していきます。
連絡の頻度
お金をたくさん使ってくれる太客には、相手が望む連絡の頻度にできるだけ応えるようにしましょう。
多少連絡頻度が多くても、それが売り上げにつながると思えばそこまで苦痛は感じないはず。
一方細客については、相手が毎日頻繁に連絡してきたとしても、いちいちこまめに応じる必要はありません。
完全にスルーをするわけではなく、ほどほどの頻度で返信をする程度が負担が小さくちょうど良いと思います。
もちろん余裕があるなら連絡を取り合っても良いですが、労力をかけたところでそこまで大きな売上につながらないのが細客です。
ただし筆者の経験上、太客ほど連絡頻度は低く細客ほど鬼LINEしてくる傾向にあります…(笑)
プレゼントの金額
キャバクラで働いていると、バレンタインやクリスマスといった季節のイベントがあります。
こうしたイベントはキャバ嬢からお客さんへプレゼントを渡すものですが、その金額は細客と太客で差を付けなければなりません。
この場合、細客に安いものをプレゼントする、というよりは太客に対するプレゼントを奮発するようにしましょう。
細客とはいっても1回の来店で数万円は使ってくれているわけですから、あまりに貧相なプレゼントを渡すのは失礼。
通ってくれている期間、使ってくれている金額に合わせて柔軟にプレゼントを選ぶことが大切です。
アフターに行くかどうか
キャバクラの閉店後に別の場所に飲みに行ったり、ご飯を食べに行ったりするアフター。
付き合うかどうかはキャバ嬢個人の判断に任されますが、多くのキャバ嬢さんは太客のアフターにはできる範囲で付き合うようにしています。
たくさんお金を使ってくれるお客さんにこれからも贔屓にしてもらうためには、少しでもフットワーク軽く付き合った方が絶対的にいいからです!
太客は普段からいろんなお店で遊んでいることが多いので、付き合いが悪いと他のお店・キャバ嬢に流れて行ってしまうリスクがあります。
細客のアフターに無理をして付き合う必要はなく、太客にはできるだけ付き合ったほうがいいということはぜひ頭に入れておきましょう。
キャバ嬢が太客だけでなく細客も大事にすべき理由
さて、キャバ嬢として細客と太客は扱いを変えるべきだという話をしてきましたが、これだけは忘れてはいけません。
接客の差はつけたとしても、細客も大事にすべき!
太客に労力を割くのはキャバ嬢として当たり前ではありますが、だからと言って細客の扱いを雑・邪険にしていいというわけではありません。
細客とは言っても、自分にお金を使ってくれているという時点で大切なお客さんです。
月に50万円使う太客一人だけを大切にした場合と、月に5万円使う細客を10人大切にした場合、どちらも売り上げは50万円。
ここで重要になるのが、前者の場合は一人お客さんが切れてしまうだけで売り上げが大幅にダウンしてしまうという部分です。
太客を大切にしなければならないのはもちろんですが、細客も切れない程度にちゃんと大事にして、何があっても安定した売り上げをキープできるようにするのがプロのキャバ嬢です。
まとめ
キャバクラに来るお客さんの懐事情は人それぞれ。
キャバ嬢にとって最高にありがたい太客もいれば、そこまで羽振りよくお金を使えない細客もいます。
相手がどんなお客さんか見極めて指名獲得のために動くことはもちろん大切ですし、太客は特に大切にしなければならないのは間違いありません。
しかし、細客だとしても自分にお金を使ってくれているということに感謝は忘れず、無碍に扱わないということを忘れないようにしてくださいね。