キャバクラで出勤調整される5つの原因と戦力外通告されないための対処法
「働いているキャバクラで出勤調整されてつらい…」
「出勤調整されないためにはどうしたらいいんだろう?」
キャバクラにおける出勤調整とは、通常女の子の希望が通る出勤日数や出勤時間がお店側で調整され、思うように働けなくなる状況を指します。
お店側からすると、お店を赤字にすることなく運営するために必要なことでもあるのですが、働くキャバ嬢からすると稼ぎに大打撃!
たまったもんじゃありません。
今回はキャバクラで出勤調整されてしまう原因と対処法についてわかりやすく解説していきます!
キャバクラの出勤調整はなんのために行うの?
キャバクラの出勤調整とは、お店サイドで女の子の希望する出勤日数や出勤希望を調整することを指します。
キャバクラは本来、シフトの融通が効きやすいという点も働く女性にとっての魅力の一つ。
しかしその一つの魅力がなくなってしまうのが、出勤調整なのです。
キャバクラで出勤調整が行われるのは、出勤調整をした方がお店にとってメリットが大きいと判断された場合のみ。
- 閑散期でお店が暇なのに出勤希望者が多い
- お客さんが少ない早い時間帯の出勤希望者が多い
上記のように、キャバ嬢全員の出勤希望をそのまま通してしまうとお店が赤字になってしまう、という場合に出勤調整が行われます。
キャバクラの出勤調整は、お店の経営状況を悪化させないための苦肉の策なのです。
キャバクラで出勤調整される主な原因5選!対処法もセットで紹介
キャバクラの経営状況を守るためとはいえ、される側のキャバ嬢にとっては大きなダメージとなる出勤調整。
実は、どんなキャストも出勤調整の対象になるというわけではありません。
出勤調整の対象になるキャストには、共通の原因があるのです。
- 赤字キャスト
- トラブルが多い
- クレームが多い
- 勤怠が悪い
- 黒服から嫌われている・もめている
赤字キャスト
お店側がまず出勤調整の対象にするのは、赤字キャストです。
キャバクラにおける赤字キャストとは、お店から受け取っているお給料が自分の売り上げを上回ってしまっているキャストのこと。
キャバクラはキャストに対する期待度で時給が設定されるため、お店の期待通りにキャストが売り上げを作ることができない場合、お給料が売り上げを上回ってしまうことがあるのです。
対処法
赤字キャストであることが原因で出勤調整をかけられる場合、対処法はまず赤字キャストから脱却するほかありません。
- 場内指名をもらえるようにがむしゃらに頑張る
- 連絡先交換をした相手に積極的に営業をかける
- できるだけ同伴する
上記のように、できる限りの努力をして少しずつ自分の売り上げを作っていきましょう。
赤字キャストは出勤調整をかけられる以外に、基本時給を下げられてしまうケースもあります。
いずれにしてもせっかくキャバクラで働いているのに稼ぐことができないという辛い事態に陥ってしまうため、そもそも赤字キャストにならないように最初からできる限りのことはしなければなりません。
それでも赤字キャストになってしまった場合は、何とかそこから抜け出せるよう努力をするしかないのです。
トラブルが多い
何かとトラブルを起こすキャストも、出勤調整の対象になりがちです。
キャバクラで起こるトラブルとして多いものを一部見てみましょう。
- 爆弾
- 風紀
爆弾とは、ほかのキャストを指名しているお客さんと連絡先を交換したり、店外で会ったりといった指名を奪おうとする行為のこと。
風紀は、キャバ嬢が黒服などお店のスタッフと恋愛関係になることを指します。
どちらも、キャバクラで働くうえでやってはいけないこととして暗黙のルールになっているものです。
爆弾と風紀については、詳しくは以下の記事で詳しく解説しています。
対処法
キャバクラでトラブルを頻繁に起こすキャストはどうしても、目の上のたんこぶのように扱われてしまいます。
お店のナンバーワンなどでもない限り、お店の雰囲気やチームワークを乱すようなキャストは干されるリスクがあるのです。
このような扱いを受けないためには、そもそもトラブルを起こさないようにすることが重要です。
赤字キャストが赤字を挽回するのとは違い、トラブル関連は周囲の印象を簡単にプラスにもっていくことはできません。
もちろん「最近トラブルを起こさなくなったな…」と思ってはもらえますが、一度悪くなった印象を修正するには時間がかかるもの。
最初からお店の暗黙のルールや禁忌をしっかりと理解し、破らないように注意して働くことが大切です。
クレームが多い
お客さんからのクレームが多いキャストは出勤調整の対象になります。
お客さんを喜ばせ、楽しませてお金を使ってもらってナンボのお仕事で、クレームが多いというのは致命的です…。
ただ、お客さん側の都合でクレームが入ることもあるので、それはお店サイドも考慮してくれます。
一方でキャバ嬢側に原因があるクレームが多発する場合は、出勤調整の対象になりやすいです。
- 顔がタイプじゃない
- もっと細い子を付けてほしい
- カラオケが歌えないなら外してほしい など
- 愛想が悪い
- 不愉快な発言をされた
- 泥酔している など
対処法
お客さん都合のクレームはキャバ嬢側にはどうしようもありませんし、お店もそれを理解しているので出勤調整の原因になることもなく、気にする必要はないです。
ただしキャバ嬢側に原因があるクレームが多発する場合、勤務態度を改めなくてはなりません。
もちろんお店側も出勤調整をいきなりかけるわけでなく、キャバ嬢に問題があってクレームが出た場合はまず注意をしてくれます。
この段階でしっかりとクレームが入らない接客態度に修正できた場合はセーフ!
注意されているにもかかわらずなかなか悪い部分がなおらず、引き続きクレームが入るようだと出勤調整は免れません。
お店から注意された段階で、それ以上クレームが続かぬよう接客を改めることが大切です。
勤怠が悪い
遅刻や急な欠勤(当欠)が多いキャストも出勤調整の対象になります。
シフト通りに出勤できないキャバ嬢は、その回数が増えるほどお店からの信頼も右肩下がりになると考えましょう。
そもそもシフト通りに出勤できないキャバ嬢は、お店からすると戦力外。
対処法
勤怠の悪さが原因で出勤調整されないためには、普段から遅刻や当欠はしないよう気を付けなければなりません。
夜職は昼職よりも甘く女の子にやさしいというイメージがあるかもしれませんが、だからといって当たり前のように決まったことを破るキャストは信用されなくなっていきます。
一番の対処法としては、無理なシフトを組まないこと。
「出勤できそうなところはシフトを入れておく」ではなく「絶対に出勤できる日だけシフトを入れる」といったスタンスでいる方が間違いありません。
できるだけたくさん出勤したいというやる気があるのは良いことですが、不確定なやる気を出されるのはお店からすると迷惑。
それならば、確実に出勤できる日にしっかりと頑張ってくれた方がありがたいものなのです。
ちなみに、遅刻や当欠に対して罰金やペナルティを設けているお店もあるためこちらも注意が必要です。
黒服から嫌われている・もめている
キャバクラで一緒に働く仲間である黒服から嫌われてしまい、出勤調整されてしまうということも残念ながら実際にある話です。
同じお店の仲間内で足を引っ張り合うような行為なので本来良いことではないのですが、黒服も当然人間。
少なからずひいきをしてしまうことはありますから、同じくらいの売り上げで気に入っているキャバ嬢と嫌っているキャバ嬢のいずれかを出勤調整しなければならない場合、間違いなく後者のキャバ嬢が対象になってしまいます。
また同様に、黒服とトラブルが多いキャバ嬢も出勤調整の対象になりがちです。
対処法
あまり大きな声では言えませんが、キャバクラで働くなら黒服から好かれて損はありません。
もちろん男女の視点からという意味ではなく、同じお店で働く仲間としてポジティブな印象を持ってもらった方が何かと得をする、という意味です。
なにも媚びを売れとは言いませんが、普段から以下のように黒服に接し、最低限嫌われることの内容に気を使っておくと働きやすくなることが多いです。
- 挨拶はしっかりする
- 見下した態度を取らない
- パシリのように使わない
- ちょっとした世間話などができる関係は作っておく
キャバ嬢の中には、黒服を自分たちよりも下の立場だと考えそれを態度に出す人がいます。
キャバ嬢がいるから黒服のお給料が発生しているというのは確かにそうなのですが、黒服がいなければお店が回らないというのもまた事実であることを忘れてはいけません。
出勤調整が辛い、耐えられないときはどうすべき?
出勤調整されることが多くてもう耐えられない…そんな風に感じてしまったキャバ嬢さんは、いったいどうしたら良いのでしょうか。
最後に、出勤調整に耐えられないと感じた時の対処法について紹介していきます。
次に働くお店を探し始める
出勤調整された原因によっては、残念ながらなかなか挽回できないケースも珍しくありません。
- トラブルが多い
- 黒服から嫌われている・もめている
上記のパターンの場合、一度ついてしまった悪い印象を払拭するのはなかなか難しいです。
出勤調整が多くそれを挽回することも難しいと感じた場合は、残念ですがお店を変えるのが一番です。
稼げない状況が長引くと生活にも響きますからね…。
次に働くお店を探し始めつつ、今働いているお店には退店したい旨を伝えましょう。
辞める時は飛ばずに正式にやめよう
新しいお店で働こうと考えたとき、「どうせ出勤調整されてるし飛んじゃえ!」と考える方もいます。
しかし、どんな状況であっても、キャバクラを辞める時は飛ばずに正式にやめることをおすすめします。
- お給料がもらえない
- 同じエリアのキャバクラで働きにくくなる
- お客さんを次の店に呼びにくくなる
- お店からしつこく連絡が来る
詳しくは、以下の記事でまとめているのでこちらもぜひ読んでみてくださいね。
まとめ
キャバクラには出勤調整が存在し、調整対象になってしまうと思うようにシフトに入れず、接客キャバクラに在籍しているのに全然稼げない事態に陥ってしまいます。
出勤調整の対象となってしまうのは、主に赤字キャストやトラブル・クレームが多いキャストなどお店にとっての問題を抱えている女性。
キャバクラで働いてしっかりと稼ぎたいなら、普段から出勤調整の対象にならないよう注意して働くことが大切なのです。