キャバ嬢とチップのリアル事情!もらえる理由から上手な受け取り方まで解説

キャバクラで働いていると、時給やバック以外に「チップ」をいただくことがあります。
正直言って、時給+αでの臨時収入というのはいくらであってもうれしいものですよね。
ただし、チップを受け取るときには注意点もありますし、受け取り方や対応を間違えるとトラブルの火種になることも。

この記事では、キャバクラにおけるチップの意味から、もらいやすいタイミング、チップをくれるお客さんの特徴、さらに上手な受け取り方や注意点まで徹底的に解説していきます!
キャバクラでのチップの意味ともらいやすいタイミング


キャバクラにおけるチップは、お客さんからキャバ嬢に対する感謝や好意をストレートに示す方法のひとつです。
時給やバックとは違ってお客さん本人の気持ちがそのまま表れるため、受け取った瞬間にやる気やモチベーションが上がる子も多いでしょう。
チップを渡すお客さんは、「またこの子に会いたい」と思っているケースがほとんど。
そのため、チップを受け取ることはリピーター獲得や太客育成にもつながっていきます。
では、キャバクラにおいてチップをもらいやすいのはどのようなタイミングなのでしょうか?
お会計のタイミング
キャバクラでチップがもらえるタイミングの代表は、お会計の時に渡されるパターン。
最近は現金派のお客さんは減ってきつつありますが、現金でのお支払いの場合はおつりをそのまままるっとくれたり、財布に入っているお札から数枚抜いてそのまま手渡しで…というパターンは結構多いです。
アフターに付き合った時
アフターに付き合った際、「遅くまでありがとう」とお礼の気持ちでチップをくれることはかなりあります。
アフター自体付き合う・付き合わないの判断はキャバ嬢次第ですが、信頼できる常連さん相手なら、アフターでしっかり関係を作ってチップまでもらえるとなると一石二鳥。
次回以降の来店につなげつつ自分も臨時収入を得られます!
タクシー代として1万円~の金額をぱっと渡してくれるパターンが多いですね。
イベントや特別な日
バースデーを含めたイベントデーは、チップが発生しやすい場面。
特にキャバ嬢のバースデーはお祝いムードが強く、プレゼントやボトルとあわせてチップをいただけることも少なくありません。
もちろんシャンパンタワーなどの高額なオーダーもあるのでチップまでプラスαで受け取れるとは限りませんが、中には高額オーダーができない代わりに…という気持ちとしてチップをくださるケースもあります。
キャバクラでチップをくれやすいお客さんの特徴は?


チップを渡すかどうかは当然、お客さんの性格や状況によって大きく変わります。
ここでは、比較的チップをくれやすいタイプのお客さんをピックアップし、それぞれに合った接客のポイントも紹介していきます。
- 現金で支払う派のお客さん
- 部下や取引先を連れて来店するお客さん
- 気前の良い性格のお客さん
- 常連として通ってくれるお客さん
現金で支払う派のお客さん
キャバクラの会計はカード利用が増えましたが、現金払いのお客さんは手元にお金がある分、その場でチップを渡しやすい傾向があります。
財布から自然にお札を出す流れで渡せるので、心理的なハードルが低いのです。
また先ほども触れましたが「おつりは取っておきな」パターンもあり得ます(笑)
部下や取引先を連れて来店するお客さん
接待の場では、自分の顔を立てたい気持ちからチップを渡すお客さんがいます。
特に部下や取引先の前では、懐の深さを見せることで信頼や評価につなげたいのです。
気前の良い性格のお客さん
普段から細かいことを気にしない人や遊び慣れている人は、場の盛り上がりを大事にするために自然とチップを渡すことがあります。
楽しませてくれたことへの「ありがとう」を形にする感覚です。
常連として通ってくれるお客さん
常連のお客さんは「自分だけ特別扱いされたい」という気持ちからチップを渡すことがあります。
お店全体ではなく、自分に向けられた特別感を求めているのです。
キャバクラでチップをもらった時の対応


チップを受け取ったときの対応は、今後の関係性を大きく左右します。
受け取り方を間違えるとお客さんががっかりしたり、今後の関係性にひびが入ってしまうリスクも…。
ここでは、チップをくださるお客さんにスマートに対応するためのポイントを解説します。
一度は断るのが無難
いきなり「ありがとう!」と受け取るのではなく、一度はやんわり断るのがスマートです。
お金をちらつかせた瞬間ぐいぐい来る女の子って…想像してみたら下品な感じがしませんか?(笑)
遠慮の姿勢を見せることがまずは大切です。
「お気持ちだけで十分ですよ」と軽く断って、それでも渡してきたら素直に受け取るという流れを作りましょう。
感謝はその場と後日、両方で伝える
チップをもらった瞬間の「ありがとうございます」はもちろん大切ですが、お金をいただくというのは絶対的に当たり前ではなく、きちんと感謝しなければならないことです。
夜職をしているとこの感覚が薄れがちですが、それはダメですよ!
直接お礼を言ったら、さらにその日のうち、あるいは翌日にお礼のメールやLINEを入れるようにしてください。
頻繁にチップをくれるお客さんには+αの工夫を
何度もチップをくれるお客さんには、感謝を形にすることも大切です。
- 小さなプレゼントを渡す
- 黒服に相談してサービスドリンクを出してもらう
- アフターに誘って特別感を演出する
- 席を工夫して落ち着ける空間をつくる
キャバクラでチップをもらう時の注意点


ここまで「チップを受け取るコツ」や「対応の仕方」を紹介しましたが、どんなチップでも無条件に受け取っていいわけではありません。
内容や金額によっては、自分にとってリスクになるケースもあるのがチップです…。
ここでは注意しておきたいポイントを整理します。
- 見返りを求める言動があるチップは危険
- 金額が大きすぎる場合は慎重に
- お店のルールを必ず確認する
見返りを求める言動があるチップは危険
「これあげるから、今度は〇〇してね」など、明らかに見返りを期待する言葉とともに渡されるチップは要注意です。
お金を介した要求を受け入れると、関係が崩れたりトラブルにつながることもあります。
お礼を伝えつつも受け取らないのが賢明です。
代表的な例が、「プライベートで遊ぼう」「アフターでホテル行こう」ですね…目の前の現金に目をくらませてはいけませんよ!
金額が大きすぎる場合は慎重に
1万円、2万円といったレベルなら珍しくありませんが、数十万円単位の大金を渡されることもキャバクラで働いていればない話ではありません。
大きすぎる額は相手の執着心や所有欲が強いサイン。
受け取ることで「これだけ払ったんだから」という圧力につながる恐れもあるため、金額が大きすぎる場合はお店に相談して判断を仰ぎましょう。
中には金の力を使って愛人にしようとしてくるお客さんもいますからね…。
お店のルールを必ず確認する
キャバクラによっては「チップは受け取ってはいけない」というルールを設けているところもあります。
後で発覚すると自分にペナルティが課される可能性もあるため、まずはルールを確認することが大切です。
まとめ
チップはお客さんからの好意や信頼を感じられる嬉しいプレゼント。
というより、普通に考えてお金が貰えるというのはシンプルにうれしいですよね(笑)
ですが、受け取るときには相手の言動や金額、そしてお店のルールをきちんと踏まえることが大切。
感謝しつつも、自分を守る冷静な視点を持って行動することが長く安心して働けるキャバ嬢の秘訣です。
現金に目がくらんで大事な判断を間違わないようにしてくださいね。