水商売の黒服は女性でもなれる？仕事内容やお給料についても徹底解説

「キャバクラやガールズバーの黒服って女性でもなれるの？」

今回は、このような疑問をお持ちの方のための記事内容となっています。

結論から言うと、キャバクラを筆頭とした水商売の黒服は女性でもなれます。

特に最近では女性歓迎の黒服求人が増えているので、ナイトワークの裏方で働きたい女性はチャンス！

本文では、ナイトワーク業界で黒服として働きたい女性のため、仕事内容やお給料など基本部分を徹底解説します。

また、黒服として働くメリット・デメリットなども詳しく紹介するので、黒服を目指す女性はぜひ参考にしてくださいね。

水商売の黒服は女性でもなれる！

キャバクラやガールズバー、ラウンジなどの飲み屋さんにはほぼ必ず、お店の裏方業務を担当する「黒服」がいます。

黒服＝男性のイメージが強いとは思いますが、実は女性だって黒服として働くことができるんです。

むしろ近年、黒服として女性を積極採用するグループやお店が増えてきています。

北海道すすきののニュークラブ（本州で言うキャバクラ）大手バルセロナグループには、全国的に有名な女性黒服がいます。

TikTokやインスタグラムで女性黒服あるあるなどを発信し、黒服やキャストとして働く女性・働きたい女性たちから支持を集めています！

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女性黒服の仕事内容を実際の流れとセットで紹介

夜のお店の裏方業務を担当するのが黒服、というのはわかっていても具体的な仕事内容がイマイチわからない女性は多いのではないでしょうか。

そこで、ここからは黒服の仕事内容を、働くときの実際の流れとセットで紹介していきたいと思います。

営業前の仕事内容

黒服として勤務する場合、お店がオープンする２時間前には出勤し、下記の業務を行います。

こう見るとかなりやることが多いように思われますが、もちろん1人で行うわけではありません。

お店の規模に合わせて、常時複数の黒服がいるのでみんなで協力して開店までに作業を終わらせます。

キャバクラの場合は20時オープンのお店が多いので、18時くらいには出勤し、業務に入るイメージになります。

営業中の仕事内容

お店がオープンしたら、開店前とはまた全く違う業務が待っています。

お客様とかかわる場面が出てくるので、営業中の黒服の動きは特に重要です！

お店のオープン後は、いかにお客さんに快適に過ごしてもらうかをメインに業務を進めていきます。

特に付け回しは重要で、フリーのお客さんの好みに合ったキャストを配置する、いわば売り上げに直結する業務。

指名につなげるセンスが必要なため、付け回しはベテランや店長クラスの黒服が行います。

タバコを買いに行くような雑用業務、トラブル時の対応などの業務は時に心身ともにハード！
酔っ払い客の対応など非常時は、男性黒服の力を借りなければならないこともあります。

営業後の仕事内容

営業終了後も黒服の仕事は続きます。

お店が暇だった日はあっさり帰れることもありますが、イベントを含む繁忙期はそう簡単に帰れないこともしばしば。

洗い物が大量にたまっていたり、トイレが汚れていたり、酔ったキャストの対応に追われたり…と閉店後も大忙しです。

時には閉店後ミーティングが行われる場合もあり、すべての業務が終わるのが明け方近くになることもあります。

豆知識：黒服の中でも職種が分かれるお店がある

ここまで黒服の主な仕事内容を紹介してきましたが、お店の規模の大きさに比例して、黒服の中でも細かく職種が分かれる場合があります。

求人サイトを見ても、「ホールスタッフ」「キッチンスタッフ」など職種を分けて募集が出ていることもあります。

女性が黒服として働くメリット

黒服にあこがれる女性が多いようですが、果たして女性が黒服として働くメリットはどういったものがあるのでしょうか。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

男性と対等に働ける

黒服の業務内容は男女差がほぼありません。

男性ができる仕事は女性もできなければなりませんし、その逆もしかりです。

男女の体格差がかかわるようなことを覗き、黒服の仕事は男性も女性も対等！

性別に関係なく、男性としっかり張り合って仕事がしてみたい方にはピッタリの仕事です。

給料が高い

黒服の仕事は、アルバイトも正社員もほかの職種と比較して給料が高い傾向にあります。

各職種別のお給料目安は下記の通り！

アルバイト	時給1500円～
ホールスタッフ	月給28万円前後
キッチンスタッフ	月給28万円前後
エスコートスタッフ	月給27万円前後
キャッシャー	月給30万円前後
送迎スタッフ	日給6,000円～
ヘアメイク	日給8,000円～
Web運営スタッフ	月給27万円前後
店長・幹部候補	月給50万円～

どの業種も昼職の似たお仕事と比べると、お給料はずっと高額。

とくに店長・幹部候補となると責任重大な立場ではありますが、かなりの高収入です。

女性の場合、一般企業では男性よりお給料が低く設定されることが現代でも少なくありません。

黒服はお給料に差がつかないので、稼ぎたい女性には向いているでしょう。

コミュニケーション能力が上がる

黒服は裏方のイメージが強いかもしれませんが、実際はお客さんとコミュニケーションを取る場面も多々あります。

特にホールスタッフや店長・幹部となるとその傾向は強く、時にはお客さんの卓に呼ばれることも…！

黒服はただの裏方業務ではなく、接客も含め表でも活躍できる仕事なのです。

人脈作りに役立つ

キャバクラを筆頭に、夜のお店にはさまざまな業界人が訪れます。

そして先述のとおり、黒服にもお客様とかかわる機会があります。

女性黒服として活躍できれば、多方面の人脈を作るチャンスがあるわけです。

女性が黒服として働くデメリット

女性が黒服として働く場合、デメリットも複数あります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

体力がないと厳しい

黒服の仕事は深夜、時には明け方まで及ぶ仕事。

お客様とキャストのために走り回り、気配りのために常に気を張って頭を使う仕事でもあります。

男性でも最初はかなり疲労するくらいなので、女性ともなると体力がないと慣れるまではかなりつらい思いをするかもしれません。

生活リズムが崩れがちになる

黒服は夕方から深夜にかけての勤務時間になるので、生活リズムは確実に崩れます。

夜に寝て朝起きる…という健康的な生活は仕事が休みの日じゃないとなかなかできません。

また、昼職をしている友人とはなかなか時間が合わないのも少々つらいところです。

女性黒服だとお客様対応しきれない場合がある

夜のお店に来るお客様の中には、時に泥酔したり、悪い酒癖が出てしまったりする方もいます。

暴言を吐いたり暴れたり…といった事態の時、黒服はキャストを守らなければなりません。

しかし、こういう時に女性はやはり不利。

質の悪い男性客の対応は、男性黒服でなければ難しいこともあるのです。

女性黒服に関するQ＆A

最後に、黒服として働きたい女性に役立つQ＆Aをまとめてご紹介します！

女性黒服ならではのやりがいは？

女性黒服には、男性の黒服には難しい業務を任される場面も多々あります。

上記は男性の黒服には難しい仕事であり、女性黒服が重宝されるタイミング。

女性の黒服だからこそ信頼して任せてもらえる仕事が、やりがいにつながるのです。

元女黒服です。
キャストさんが出勤するなりダッシュで駆け寄ってきて『下着（Tバック）履き忘れたから買ってきて欲しい』と涙目で頼まれ開店前の忙しい時間を割いてTバックを買いに銀座を全力疾走しました。

— 37 (@37sana37_) July 29, 2022

お客さんから接客を求められることはある？

先述のとおり、黒服でもお客様から接客を求められることはあります。

時にはお酒をすすめられることもあり、基本的には進められたら断らずに付き合わなければなりません。

黒服に向いているのはどんな女性？

黒服に向いているとされるのは、主に下記の条件に当てはまる女性です。

黒服は裏方業務ではあるものの、一般の飲食店の裏方のように全くお客様とかかわらないことはできません。

また、意外と体育会系の一面があるので、素直で真面目、打たれ強い性格の女性は黒服に向いています。

まとめ

今回は、ナイトワークに深く関係する黒服になりたい女性に役立つ内容をまとめました。

最近は女性黒服の仕事に対する期待値が高まっており、女性歓迎の求人情報もたくさんあります。

今後も、女性が黒服として働きやすい環境が整うことにも期待ができますね！

黒服の仕事に興味を持っている女性はぜひ今回の記事内容を参考に、黒服として働くことを前向きに検討してみましょう。