キャバクラの「爆弾」行為に要注意!意味と6つの具体例を詳しく紹介
「キャバクラでよく聞く爆弾ってどういう意味?」
「具体的に何をしたら爆弾なの?」
こちらの記事では、キャバクラにおける爆弾という言葉の意味、そして爆弾行為に該当する6つの具体例を詳しく紹介していきます。
特に、キャバクラ未経験の新人キャバ嬢さんや今後キャバ嬢デビューしたいと考えている方は、しっかり最後までチェックしてくださいね!
キャバクラにおける爆弾行為とは?意味をシンプルに解説
キャバクラにおける爆弾とは、以下に当てはまる行為を指します。
お店で働くうえでの複数の禁止行為をまとめて指す言葉。
主に店舗やキャスト・お客さんに迷惑をかける言動のこと。
一言で言えば、キャバクラで働くうえでのご法度行為のことですね。
どのような言動が爆弾に当てはまるのかは、次の項目で詳しく紹介していきます。
キャバクラの爆弾行為全6選
キャバクラで爆弾と言われる行為は、大きく以下の6つです。
- ヘルプの卓で名刺・連絡先交換
- ヘルプでドリンクをねだる
- 他の女の子のお客さんを奪うことにつながる言動
- 枕営業をする
- 勝手に店を移籍する
具体例とともに解説しますので、それぞれ詳細を見ていきましょう。
ヘルプの卓で名刺・連絡先交換
爆弾と言えばコレ!とも言われる代表的な行為が、ヘルプの卓でお客さんと名刺や連絡先交換をすることです。
ヘルプはあくまで、本指名の女の子のサポート。
その場でお客さんが退屈しないよう、そして卓の売り上げに貢献できるようひっそり役に立つのがヘルプの立ち位置です。
キャバクラのタブーを知らないお客さんは悪気なく誘ってくることもありますが、うまくかわして爆弾を回避しなければなりません。
○〇ちゃんも連絡先交換しようよ!
みんなでご飯行こうよ!
誘ってくださってうれしいです~
もしそうなったら、××さん(本指名の子)から声かけていただきますね♪
爆弾は禁止行為ですが、だからといって「連絡先交換はできません」なんて言い方をすると、いくらルールとはいってもその場の雰囲気もお客さんの心証も悪くなってしまいます。
爆弾はあくまでキャバクラやキャバ嬢側のルールなので、お客さんの気分を壊さないように回避しましょう。
ヘルプでドリンクをねだる
ヘルプの卓では売り上げに貢献することが大切ですが、実は自分からドリンクをねだってはいけません。
ヘルプでのおねだりは爆弾行為なのです。
爆弾になるパターン
○○と申します~よろしくお願いします♪
私もドリンクいただいていいですか?
お…お~、いいよ!
爆弾にならないパターン①
○○ちゃんにもドリンクいただいていいですか~?
もちろんいいよ!
爆弾にならないパターン②
○○ちゃんもなんか好きなの飲みなよ!
ありがとうございます、いただきます♪
お客さんや本指名の女の子のすすめで飲む分には何の問題もありません!
他の女の子のお客さんを奪うことにつながる言動
キャバクラでは、他の女の子のお客さんを奪うようなことにつながる行為全般がタブーです。
名刺を渡したり連絡先交換をしたりすることすらNGなので、例えば以下のような言動は完全に爆弾となります。
- お客さんの前で本指名の女の子を悪く言う
- 本指名がいるお客さんとアフター
こういったことをするキャストはそうそういませんが、全くいない!とは言い切れません。
現に私は過去、ヘルプの女の子に指名客と勝手にアフターに行かれた挙句、指名を奪われた経験があります…(笑)
爆弾行為について知ることは、自分がしないように気を付けるだけでなく、誰かがやっていたらしっかり告発するためにも大切なのです。
ちなみにキャバクラは永久指名制ではありませんから、システム的には指名替えに問題はありません。
ただし暗黙の了解的に、指名替えは基本しないのが普通となっています。
枕営業をする
意外と知られていないことですが、キャバクラにおける枕営業も爆弾のひとつです。
キャストが指名やお店で大金を落としてもらうため、お客さんと身体の関係を持つこと。
水商売=枕営業、的な偏見が世の中には浸透しているようですが、本来枕営業はやってはいけないことなのです。
そんなことをしなくても、お客さんが純粋に自分の楽しみのためにお店に来て指名をして、お金を使ってくれる…というのが水商売全般における理想なんです。
「枕営業って自分の利益のためにお客さんの心を満たすわけだし、誰にも迷惑かけてなくない?」と感じた方のために補足します。
枕営業をキャストの誰か一人でもやることで、どこどこのお店の○○はすぐヤれたなんて噂が立ってお店の品格自体が下がるリスクが発生します。
そもそもキャバクラは風俗ではないため、身体の関係ありきでお金を使わせること自体が間違いなのです。
一度身体の関係を持てば飽きられるまでのスピードが早いです。
結果的に枕をしない方が細く長く関係が続き、トータルしたら後者の方が圧倒的に女の子の利益になる可能性が高いですよ。
勝手に店を移籍する
キャバクラで働いていると、待遇を中心に不満を感じる場面も出てくるでしょう。
- お客さんの入りが悪い
- 黒服と馬が合わない
- 時給が上がらない
- バック率が低い
どんなお店であっても、不満を一切抱えることなく働く方が難しいものです。
しかし!ここでやってはいけないのが勝手に店を移籍する爆弾行為。
どうしてもお店を辞めて他店に移動したいのであれば、いきなり店替えはせず、必ず店の責任者に相談してください。
移籍でトラブルが起きると店同士の揉め事にまで発展する恐れがあります。
キャバクラでNGとされる爆弾以外の行為
キャバクラでは「爆弾」とは呼ばれないものの、NGとされる行為があります。
爆弾は、単体で名称がついていないもののタブーとされている行為の総称。
ここからご紹介するのは、それぞれ名称がついたキャバクラにおけるNG行為です。
- 裏引き
- 風紀
- 掛け持ち
それぞれ解説していきます!
裏引き
裏引きとは、キャバ嬢がお店を通さずにお客さんと会ってお金をもらうことを指します。
当たり前のことですが、通常お客さんはお店に料金を払わなければ、キャバ嬢と会うことはできません。
そしてその料金がお店の運営費やキャバ嬢たちのお給料となって、キャバクラの経営が成り立っているわけです。
だからこそ、裏引きはお店の不利益と直結します!
これをきっかけにお店に通ってもらえるように動くのがキャバ嬢の仕事!
営業という名目では、これも仕事の一環!
ここまでなら、本気の恋愛なら暗黙の了解で許されることも…。
この時点で裏引きが成立、お店の不利益となる行為が確定。
お店を通して会ったお客さんから直接お金を引っ張ることは、本来お店が得られるはずだった利益を横取りしているのと同じなため、厳禁とされています。
仮にバレた場合罰金などのペナルティが課せられることも…。
風紀
風紀とは、キャバ嬢と黒服などの男性スタッフが恋愛関係になることを指します。
キャバクラに来るお客さんは、自分のお気に入りのキャバ嬢に疑似的であっても恋愛感情をもってお金を使うもの。
だからこそ同じお店の中での交際は、お客さんへの裏切りという見方もできるため禁止されているのです。
風紀も、バレたら罰金やペナルティといった決まりを設けているお店が多いです。
キャバ嬢と黒服が恋愛関係になるのは同じにもかかわらず公認されている「色恋管理」というものもあるため、こちらについてもぜひ下記の記事でご確認ください。
掛け持ち
キャバクラは、同じナイトワーク同士の掛け持ちを禁止しています。
考えればわかることですが、基本水商売業界はお客さんの取り合い。
掛け持ちを許してしまえば、自分の店の利益を他店と折半することにつながってしまいます。
よって、キャバクラで働く以上は同様のナイトワークとの掛け持ちはタブーということを覚えておきましょう。
お店に不利益を与えない昼職との掛け持ちはもちろんOKです!
キャバクラで爆弾やその他禁止行為をするとどうなる?
それでは最後に、キャバクラで爆弾やその他禁止行為をするとどうなってしまうのかお話ししたいと思います。
結論から言うと、爆弾に当てはまる行為をしてしまっても、それに対する明確なペナルティが設けられているお店は珍しいです。
今回ご紹介した爆弾行為を今一度確認してみましょう。
- ヘルプの卓で名刺・連絡先交換
- ヘルプでドリンクをねだる
- 他の女の子のお客さんを奪うことにつながる言動
- 枕営業をする
- 勝手に店を移籍する
この中で本格的なトラブルになり、罰金を含むペナルティの可能性があるのは⑤の勝手な移籍くらいです。
特に他店からの引き抜きがかかって辞めた場合、契約書の内容次第では損害賠償を含む揉め事になる可能性もあります。
ただし他の爆弾行為は、お店に不利益を与えるとまではいきません。
女の子同士のトラブルになったとしても、お店としてはお店自体に不利益がなければ基本罰則を設けたりしないんです。
よって、爆弾行為をしたからといって必ずペナルティを受けるわけではありません!
ただし、女の子同士のトラブルも舐めてはいけません。
爆弾が原因でキャスト同士の揉め事になり働きにくくなって、結局お店を辞めてしまうという流れも十分あり得ます。
一つのお店で円満に長く働いていきたいなら、罰則がないにしても爆弾行為はすべきではありません。
まとめ
今回は、キャバクラにおける爆弾行為の意味や詳細を詳しく紹介しました。
爆弾行為は、知らないと無自覚にやってしまう可能性があるものも含んでいるため、働くにあたっては必ず知っておく必要があります。
特に新人はヘルプにつきやすいですが、ヘルプの席こそ爆弾行為につながりやすい危険地帯!
他の女の子やお店とのトラブルを避けつつ働くためにも、爆弾行為やその他禁止行為には注意してくださいね。