キャバクラ勤務はトラブルがつきもの！？3つのジャンルに分けて解説

「キャバクラで働いていてトラブルに巻き込まれることはある？」
「キャバ嬢が巻き込まれやすいトラブルってどんなもの？」

このような疑問にお答えする記事内容となっています。

結論を言うと、キャバクラで働く場合何かしらのトラブルに巻き込まれる可能性は避けられません。

お金や男女の感情が絡む世界である以上、どうしてもトラブルが起こりやすいんですよね…。

キャバクラで起こるトラブル【お客さん関係編】

まずは、キャバクラで働く中では最も多いとされる、お客さん関係のトラブルについて紹介していきます。

マナー違反代表！おさわり客

キャバクラで最もよく見られるお客さん関係のトラブルとして、おさわりがあげられます。

キャバ嬢の身体に故意に触れる行為は厳禁にもかかわらず、おさわり客は後を絶ちません…。

上記のような露骨なおさわりもあれば、ソファの上に手を置き、気づかずにキャバ嬢がそこに座ってしまうといったアクシデントと判別しにくい質の悪いおさわりもあります。

おさわりされた際はキャバ嬢自身が「おさわりは禁止ですよ～」と伝えたり、先に手を握り込んで触れさせないなどのテクを使ったり、といった対処法があります。

ただしキャバクラでおさわりをするお客さんの大半は酔っ払いで、まともな対応で反省しないこともしばしば。
ここでキャバ嬢がキレるなどするとさらなるトラブルにつながるため、静かに黒服を呼びましょう。

ガチ恋客がストーカー化…

キャバクラではガチ恋客に絡むトラブルも少なくありません。

ガチ恋とは真剣な恋愛感情を抱くことを指しますが、キャバクラでお客さんがキャバ嬢にガチ恋するパターンはトラブルにつながりやすく、危険をはらんでいます。

ガチ恋客の行く末としてよくあるのがストーカー化。

キャバ嬢が仕事としてやっている言動を本気にしてしまいガチ恋した結果、想いがかなわず愛情の形が歪み、ストーカー化してしまうのです。

ガチ恋客が上記の行動をとり始めたら要注意サイン。

扱いを間違えると、店の近くで待ち伏せされたり、後を付けられて自宅を特定されたりといった本格的なストーカー行為に発展する恐れがあります。

キャバやってたときガチ恋客がいて本当に大変だった。めんどくさいからそいつにはなにも言わずに辞めたんだけど周辺のキャバ行きまくったり夜道を車で回ってわたしのこと探してたらしいしストーカーかよってなった。ガチ恋ほんとなにするかわかんないからまじで怖い。

— ナミ🍊 (@nami__hancock) August 18, 2021

「この人ヤバいかも」と思ったら、その時点で黒服には伝えておきましょう。
あとは、徐々にそのお客さんと距離を取るように接し方を変えていく必要があります。

「金を返せ」と要求してくる客も実在

キャバクラは指名制度があるため、指名客がお金を使うほどキャバ嬢のバックは増え稼げるようになります。

しかし、さんざんお金を使っておきながら、ある時突然手のひらを返して「今まで使った金を返せ」なんて言ってくるお客さんがいるんですよね…。

これも、キャバクラではそんなに珍しくないトラブルです。

どんなタイミングでお客さんが手のひら返しをするのかというと、だいたいは「枕営業を断った時」「交際を断った時」です。

枕断ったらキャバの客ガチギレしててわろた😄 pic.twitter.com/2QKq6tufeu

— pjえりな (@erinal_xx) December 21, 2022

嘘をついて直接お金をだまし取った場合は詐欺になりますが、お客さんがキャバ嬢にハマって貢ぐというのは詐欺でも何でもありません。

そもそもお客さんがお店に支払った額が全額キャバ嬢のお給料になっているわけでもないですしね…。

返せと言われたところでお金を返す必要性はありませんよ！

お客さんの奥さんや彼女からの恨み

キャバ嬢という職業柄、お客さんの奥さんや彼女から恨まれるというのはよくある話です。

普通に考えて自分の配偶者や交際相手がキャバ嬢にハマって貢いでいたら、嫌ですよね…。

ただキャバ嬢側も仕事としてやっているわけなので、恨まれてもどうしようもありません。

しかし実際に、お店に奥さんが乗り込んできた例や、慰謝料を請求された例はあるのでこの手のトラブルには注意が必要です。

思いもよらぬトラブルに巻き込まれないためにも、枕営業をしたりキャバクラのお客さん相手にパパ活をしたりするのはやめておきましょうね。

キャバクラで起こるトラブル【キャバ嬢同士編】

続いては、キャバクラで働くと避けられないキャバ嬢同士のかかわりにおけるトラブルについて触れていきます。

指名替えは恨みを買う可能性大

キャバクラには指名制がありますが、これはクラブなどと違って永久指名制ではありません。

暗黙の了解的には永久指名制なのですが、お店の正式なシステムとしては指名替えをNGとはしていないのです。

お客さんと揉めたり、お客さんが心変わりした場合の指名替えは仕方ありません。

しかし中には、他のキャバ嬢がこっそり裏で動くことによって指名替えにつながることもあります。

ヘルプについたキャバ嬢がこっそりお客さんと連絡先を交換するなどが代表ですね。

指名替えは元の指名のキャバ嬢から恨みを買うことが確実なので、故意にやるのは絶対にやめておきましょう！

いじめ・嫌がらせがある場合も

キャバクラを舞台にしたテレビドラマなどは、キャバ嬢同士のいじめや嫌がらせのシーンが必ずと言っていいほど登場しますよね。

ドラマでは代表的な、ドレスを引き裂くなどの嫌がらせは現代のキャバクラではほぼありません。

しかし、すれ違いざまに聞こえるように悪口を言ったり、無視をしたり…といったコソコソとしたいじめや嫌がらせはあります。

あとは気に入らない女の子について掲示板で悪口を書くなども、現代ならではのいじめの一種でしょう。

お店ではみんな仲良くやっているつもりでも、掲示板を覗いたら悪口だらけ…なんて疑心暗鬼になるようなパターンもあるので掲示板はみないに越したことはありません…。

お店によっては現存する「派閥争い」

キャバ嬢の派閥争いも、ドラマでよくみられるような過激なものは現代ではほとんど見られません。

しかし、派閥がゼロというわけではないのがリアルです。

うっすらと上記のような派閥があることは珍しくありません。

キャバクラに限らず、女性の多い職場においてちょっとした派閥ができてしまうというのは仕方のないことなのかもしれませんね。

個人間の揉め事が、属している派閥同士でのちょっとした関係の悪さに影響することもあります。

キャバクラで起こるトラブル【お店関係編】

最後に紹介するのは、キャバ嬢とお店の関係にまつわるトラブルです。

黒服による色恋管理

夜の世界には、働く女の子を辞めさせないように、もしくはもっと売上をあげさせるために黒服側が色恋を使って管理する「色恋管理」が存在します。

色恋管理の対象になってしまった女の子にはメリットは一つもありません。

本当に好意を持たれているわけではない上に、お店を辞めるとなれば関係は終了なのですから…。

私の知り合いのキャバ嬢が一時色恋管理されていましたが、メンタルを病んでズタボロになっていました。

色管とは別だけど…風紀にも要注意

夜の業界において、黒服とキャストが恋愛関係になるのは風紀と呼ばれるご法度行為です。

色恋管理はOKで風紀はNGというのが見分けの難しいところですが、基本色恋管理は店ぐるみで行うので、黒服が単独でキャバ嬢を口説いて付き合うとなればそれは風紀です。

風紀はお店にバレると罰金などのペナルティを課されることもあり、トラブルになりやすいので要注意！

キャバ嬢側には何もなくても、黒服はクビになるなどの処分をされることもあります。
風紀をするならそれなりの覚悟と、隠し通す精神力が必須ですね…！

辞めたいのに辞めさせてもらえないこともある

キャバクラにおいては、辞めたくても辞めさせてもらえないといったトラブルが起こることがあります。

特に、人気があって売上もあるキャバ嬢は無理やりにでも引き止められたりします。

こう見ると、悪質なキャバクラで働いてしまうと最悪だということがわかると思います…。

辞めたいのにお店が辞めさせてくれない場合の最終手段は弁護士です。
個人間でトラブルにするのではなく、第三者を頼るようにしてくださいね！

まとめ

今回は、キャバクラで働くうえで起こり得るトラブルについて3つのジャンルに分けてご紹介しました。

キャバクラは、男女とお金、お酒が絡む場ということでどうしてもトラブルは起こりやすいと言えます。

注意して避けられるトラブルもありますが、中には気づかぬうちにいつの間にか巻き込まれている例も…！

キャバクラで働く以上は多少のトラブルは当たり前だと考えましょう。

ただし、トラブルをいかに上手に収束させるか、また不要なトラブルに巻き込まれないようにするかは個人にかかっています。

今回の内容を参考に、未然に防げるトラブルは防いでいきましょう！