キャバクラに出戻りは可能?過去に働いたお店に復帰できる条件とは
「昔働いていたキャバクラでまた働きたい…」
「いったん夜職は上がったけど、やっぱり戻りたいな」
いったん辞めた夜のお店で再度働くことを出戻りと言いますが、実際問題出戻りは簡単にできるものなのか気になりますよね。
結論から言うと、出戻りはだいたいのケースにおいて問題なくOKされます!
ただし、条件次第では復帰できない場合もあるため100%ではありません。
今回は、キャバクラに出戻りできる条件やスムーズに出戻りするためのポイントについてわかりやすく解説していきます!
まずは結論!キャバクラの出戻りは可能なの?
冒頭でもお話しした通り、キャバクラの出戻りは基本的に可能です。
その前提のもと、キャバクラ業界の出戻り事情について少し覗いてみましょう!
実は出戻りは珍しいことではない
キャバクラ業界では、出戻りはそれほど珍しいことではありません。
一度お店を離れた後、さまざまな理由で戻ってくる方が多いんです。
- 他のお店で働いてみたけれど自分に合わなかった
- 家庭の事情で一度辞めたけれど再び働けるようになった
- 昼職に転職したけれど稼げていたキャバ嬢時代が忘れられない
などなど…出戻りの理由は十人十色、さまざまな事情があります。
キャバクラはお店に合う・合わないによって働きやすさも稼ぎやすさも大きく変わるため、最終的に最も慣れ親しんだお店に戻りたいと考える人は少なくありません。
お店側が出戻りを歓迎することも…
一般的な昼職の企業などでは、一度辞めた社員が復帰するというのは簡単ではない場合がほとんど。
しかしキャバクラなど夜のお店の場合、実はお店側が出戻りを歓迎するケースも多いんです。
その理由として大きいのが「即戦力としてすぐに活躍できる」という点。
新人キャバ嬢を一から教育する手間が省けるだけでなく、既に働いていたキャストが戻るということでお店の雰囲気にもなじみやすいのです。
また、過去働いていた時に優秀だったキャバ嬢であればお客さんからの評判に関しても安心できるため、双方にとってメリットが大きいわけです。
キャバクラに出戻りできないケースも!?出戻りの条件4つ
キャバクラに出戻りすること自体は珍しくありませんが、すべての方が無条件で戻れるわけではありません。
過去のお店にスムーズに復帰できるかどうかについては、大きく4つの条件があります。
というわけでここからは、出戻りの条件について具体的に解説していきます!
- 過去の在籍時の人間関係や勤務態度に問題がない
- 飛んだ・クビになったなどの理由で退職していない
- 他のお店でトラブルを起こしていない
- 出戻りを繰り返していない
過去の在籍時の人間関係や勤務態度に問題がない
出戻りが認められるかどうかの第一条件は、過去のお店での人間関係や勤務態度が良好だったかどうか。
キャバクラのお仕事はチームワークが大切ですから、過去の在籍時にキャストや黒服との関係が悪かった場合は出戻りが難しいことがあります。
例えば、勤務中の態度が悪く、他のキャストやスタッフと衝突していた場合。
遅刻や当欠が多いなど勤務態度に問題があった場合などは、お店側に「またトラブルになるかも…」と思われ、出戻りを渋られてしまう可能性は十分にあります。
一方、真面目に働いていた場合であれば、「また戻ってきてほしい」と歓迎されるケースも少なくありません。
出戻りを考える際は、一度過去の自分の働き方や人間関係を振り返ってみましょう。
飛んだ・クビになったなどの理由で退職していない
「飛んだ」とは、連絡もなく突然出勤しなくなることを指します。
水商売業界ではあまり珍しい話でもないのですが…このような辞め方をしてしまうと、出戻りは難しくなります。
飛ぶという行為はお店にしてみたらかなりの迷惑であり、一発で信頼関係は崩壊。
また、ルール違反が原因でクビになった場合も同様に出戻りが厳しくなります。
お店に迷惑をかけるリスクのあるキャストに、また戻ってきてほしいとは思いませんよね…。
一方、家庭の事情や引越しなど正当な理由で辞めた場合は、お店側も理解を示してくれることが多いです。
退職理由が前向きであれば、出戻りの交渉もしやすくなります。
他のお店でトラブルを起こしていない
キャバクラ業界は実は狭い世界。
お店同士で情報が共有されることも多く、他のお店でトラブルを起こしているとその情報が出戻り先のお店にも伝わることがあります。
出戻り先のお店の辞め方は問題なかったにしても、その後他店でトラブルを起こしていた場合、同様の問題が繰り返されるのではないかと思われてしまっても仕方がありません。
となると、いくら過去に在籍していたキャストとはいえ、お店側は出戻りをお断りしたくなるでしょう。
ちなみに、業界内で悪い噂が広まってしまうと同じエリア内のお店で働くこと自体が難しくなることもあるので要注意。
一方、他のお店での勤務に問題なかった場合は、新しいお客様を連れて戻れる可能性もあるため出戻り先に歓迎されやすくなります。
出戻りを繰り返していない
一度お店を辞め、再び戻ること自体は特に問題ではありません。
しかし何度も出戻りを繰り返していると、お店側から「またすぐに辞めてしまうのでは?」と不安を抱かれ、出戻りできる可能性はどんどん低くなっていきます。
もし過去にすでに出戻りをしていた場合は、その理由を正直に伝え、反省をしっかりアピールしましょう。
お店は安定して働いてくれるキャストを求めています。
そのため、「今回はしっかり働きます」と真摯な姿勢を見せることが大切です。
キャバクラの出戻りで後悔しないためにチェックしておくべきこと
キャバクラに出戻りする際は、スムーズに復帰できたとしても「思っていたのと違った…」と後悔することがないよう、事前の確認がとても大切です。
ここでは、チェックしておくべき2つの重要なポイントを解説します。
「今の自分」に合ったお店か確認しよう
過去に働いていたお店が自分にとって働きやすい環境だったからといって、今の自分にピッタリとは限りません。
当時の自分には合っていても、退店してから時間がたてば当時と同じように働けるとは限らないですよね。
- 当時はたくさん飲めたけど今はあまり飲めない
- シングルマザーになったので当時ほど出勤できない
- 20代前半で働きやすかったお店、でも今は20代後半
上記のように、当時と今と自分が違えば働きやすさも当然変わってきてしまいます。
自分の現状に合わない場合は、出戻りではなく他のお店を検討するのも一つの選択肢。
無理に過去にこだわる必要はありません。
お店側の変化にも注意
自分の変化はもちろんですが、時間がたてばお店側も変わることがあるという点も忘れてはいけません。
「前と同じ感じで働けるはず!」と思い込むのはちょっと危険です。
お店も時間が経つとキャストやスタッフの入れ替わりがあったり、営業方針が変わっていたりすることがあります。
- 店長が変わり新ルールができた
- キャストが入れ替わり客層も変わった
- 当時はなかったコンセプトができた
数年たてば、上記のような変化が起こっていても全くおかしくはありません。
自分が知っているお店と大きく変わっていると、ギャップを感じて働きにくさを覚えてしまうことも…。
復帰を考える前に、出戻り先に知り合いがいるならまず連絡を取って「今どんな感じなのか」を質問してみましょう。
気になることを事前に確認しておけば、不安なくスムーズに再スタートが切れるはずです!
キャバクラの出戻り成功談・失敗談リアルエピソード
キャバクラへの出戻りは、成功するケースもあれば、残念ながらうまくいかないケースもあります。
最後に、筆者が実際に知っているキャバ嬢の出戻りに関するエピソードを2つご紹介します。
お店の信頼があったからすんなり出戻りできた話
26歳のAさんは、家庭の事情で一度キャバクラを辞めたものの、2年後に同じお店に出戻りしました。
復帰を決めた理由は「自分に合っていた環境でもう一度働きたかったから」とのこと。
Aさんは退職時にきちんと店長に事情を説明し、感謝の気持ちを伝えて辞めていました。
そのため、お店側もAさんから「ぜひまた戻ってきてほしい」と歓迎ムードだったそうです。
お店のルールが変わっていて馴染めなかった話
一方、24歳のMさんは、出戻りをしたものの思ったように働けず再び退職することになったケースです。
Mさんは新しいお店で働いていたものの環境が合わず、以前働いていたキャバクラに戻ることを決意。
ところが、以前とはお店の方針やルールも大幅に変わっており…特に、売上目標が厳しく設定され、昔のように気楽に働くことはできなくなっていました。
さらに、自分がいない間に入店した新しいキャストとの関係も築けず、気まずさを感じて辞めざるを得なかったそうです。
まとめ
今回は、キャバクラの出戻りについて押さえておきたいポイントを詳しくご紹介しました。
キャバクラの出戻りは珍しくなく、そして難しいことでもありません。
ただし、それは過去にそのお店と円満な関係を築いていたこと、多大な迷惑をかけていなかったこと、そして他店で大きなトラブルを起こしていないことが前提!
一度辞めたお店に戻りたくなるというキャバ嬢さんは少なくないので、先のこともよく考え、今働いているお店を退店する際は円満に辞められるようにするのがおすすめです。