キャバクラに来る既婚者のお客さんへの接客で押さえておくべき注意点まとめ
「キャバクラに来る妻子持ちのお客さん、どう接客したらいいの？」
「既婚のお客さんと無難な関係を築く方法が知りたい…」
キャバクラで働いてみるとわかることですが、キャバクラに来店するお客さんの多くは既婚者です。
キャバクラで遊ぶ男性の年齢層が30代～50代くらいがメインになるので、これは自然なことですね。
家庭があるからこそお店に癒しを求めてキャバクラに来る方も多いですが、その一方で、配慮が必要な場面も少なくありません。
筆者今回の記事では、キャバ嬢として既婚のお客さんに接客する際に抑えておきたい注意点についてわかりやすく紹介していきます！
キャバクラで既婚者のお客さんを接客する際の基本
冒頭でお話しした通り、キャバクラで既婚者のお客様を接客する機会は少なくありません。
既婚者のお客さんを接客する際に一番大切なのが、プライベートについてあまり追求しないこと。
家庭や子供の事情など、デリケートな話題に触れすぎないようにすることが重要です。
筆者結婚指輪をしていないけれど既婚、というお客さんも珍しくないので、指輪で判断はしないようにしてください。
お客さんの8割以上は既婚者だと思ってOKです。
- 「奥様ってどんな方ですか？」
- 「家族サービスはされるんですか？」
- 「お子さんはいらっしゃるんですか？
上記のような質問は避けるのが無難。
お客様のほうから話題を振ってきた場合も、深く掘り下げるのではなく、軽く受け流すくらいがちょうどいいと考えてください。
よほど愛妻家、子煩悩な人なら話は別ですが…キャバクラにそういった方が来るのはレアです(笑)
お店で過ごす時間は、お客様にとって家庭や仕事のストレスから離れてリラックスできるひととき。
あまり現実を感じさせる話題は避けましょう。
キャバ嬢必見！既婚者への接客で気をつけたいこと
キャバクラに来る既婚のお客さんへの接客は、独身のお客さんを相手にするときとは少々違った気遣いをしなければなりません。
ここでは、キャバ嬢さんが既婚者の接客で気を付けたいポイントについて紹介していきます。
適度な距離感を保つ
既婚者のお客さんの接客では、適度な距離感を保つことが大切です。
一線を越えない接客は、安心感を与えるだけでなく、誠実な印象を持ってもらえます。
例えば、色恋営業などではなく、どちらかというと友達営業に徹するのがおすすめ。
筆者中には既婚でありながら男女の関係を狙ってくるお客さんもいますが、面倒ごとしかないのでそもそもそういった空気感にならないようにすることが大切です。
また、男女の関係を求めず純粋にキャバクラを楽しみに来ているお客さんにとっては、「ちょうどいい距離感」を感じてもらうことで信頼感が深まります。
男女の空気感を作らずとも、「今日は○○さんが来てくれて嬉しいです！」などの軽い一言を添えるだけで、お客さんにとっては特別感のある心地よい時間を作ることができますよ。
過度なスキンシップは避ける
既婚者のお客さんに対しては、過度なスキンシップは控えるのが鉄則です。
軽いタッチや冗談の延長であっても、受け取り方によっては誤解を生むことがあります。
特に、同伴やアフターの際は、お客さん自身が周囲の目を気にする場面も多いので、勘違いされるような言動は避けましょう。
もちろん、お客さんサイドからスキンシップを取ろうとしてきた際もうまくかわすことが大切です！
トラブル回避のためにも、適度な距離感を意識しましょう。
営業メールやSNSでの配慮も忘れずに
営業メールやSNSでのやり取りも、既婚者のお客さんを相手にする際には注意が必要です。
送信内容やタイミング次第では、家庭でのトラブルにつながる可能性があるからです…。
営業メールでは「昨夜は楽しかった♡」など誤解を生む表現は避け、「またお店に遊びに来てくださいね！」といった営業メールだと一目見てわかるような内容にしておくと安心です。
また、送信時間についても配慮できれば完璧。
あらかじめお客さんに、連絡をするならどの時間帯がベストか確認しておくのがおすすめです。
既婚者のお客さんの接客方法を間違えると起こり得るトラブル
既婚者のお客さんを接客する際、人間関係の作り方を間違えると思わぬトラブルに発展することがあります。
小さなミスが後々大きな問題につながることもあるため、何も考えずに接客するのは危険です！
最後に、既婚者のお客さんの接客方法を間違えることにより発展する可能性があるトラブルについて紹介していきます。
お客さんがお店に来れなくなる
ハートの絵文字や思わせぶりな表現を含めた営業メールを送るのと、シンプルで事務的な営業メールを送るのとでは、仮にお客さんの奥さんがスマホをチェックしたとして反応は大きく違います。
後者であれば、会社の接待で仕方なく行っている、などの言い訳はできますよね。
しかし前者のような営業メールややり取りをしていると、奥さんの心証は一気に悪くなってしまいます。
不倫と間違われなかったとしても、せっかくの指名のお客さんがお店に来れなくなってしまうリスクがあることは頭に入れておきましょう。
お客さんが過剰な期待を抱いてしまう
キャバ嬢としては通常の接客をしているつもりでも、既婚者のお客さんが「自分は特別な存在だ」と思い込んでしまい、頻繁なアフターや店外デートを要求するようになるケースは珍しくありません。
これがエスカレートすれば、家庭で問題になることは間違いないでしょう。
筆者筆者の知り合いのキャバ嬢は、既婚のお客さんが「離婚するから結婚してくれ」と迫ってきた経験があるそうです…。
これは既婚のお客さんに限ったことではないですが、お客さんとは適度な距離感を保ち、一線を越えない接客を心がけましょう。
不倫の慰謝料請求に発展することも
既婚者のお客さんとの関係が深まりすぎると不倫関係とみなされ、奥さんから慰謝料を請求される事態に発展するリスクもゼロではありません。
不倫の慰謝料請求にまでなるというのは、実際にキャバ嬢がお客さんの愛人になったり、枕営業をしたりした末…というパターンが多いので、キャバ嬢側の意識で予防は可能です。
夜の世界で働いていると当たり前のように男女の関係に発展するキャストとお客さんがいますが、これは後々大きなトラブルになっても一切おかしくない事態だと忘れてはいけません。
まとめ
キャバクラには多くの既婚のお客さんが来店します。
キャバクラは非日常、そして夢を見せる空間ではあるものの、相手が既婚者である以上接客には気を使う必要があります。
今回紹介したように、相手を勘違いさせたり家庭でトラブルが起こったり…といった事態につながらないよう、お客さんとの距離感を大切にしながら接客することが大切です。
間違っても、不倫や慰謝料トラブルに巻き込まれることの無いよう、堂々とできる関係性を貫いていきましょう！