キャバクラとセクキャバの違いとは?仕事内容・給料・向き不向きを徹底比較!

「ナイトワークに興味はあるけど、キャバクラとセクキャバって何が違うの?」
今回は、このような疑問にお答えする記事内容となっています。
キャバクラとセクキャバ、どちらも「キャバ」とはついているものの仕事内容や稼ぎ方、働きやすさにはかなり差があります。
この差を知らずに体験入店してしまうと大変なことに…。

この記事では、キャバクラとセクキャバの違いをわかりやすく比較しながら、それぞれのメリット・デメリット、向いている人のタイプまで詳しく解説していきます。
キャバクラとセクキャバの違いを徹底比較!


まずは、ざっくりとした違いを表にまとめてみました。ここを見れば、2つのお店の大まかなイメージがつかめるはずです。
項目 | キャバクラ | セクキャバ |
---|---|---|
接客内容 | 会話・お酒を一緒に楽しむ | 会話+ボディタッチありの接客 |
おさわり | NG(ルール厳しめ) | OK(服の上・一部下着まで可能) |
時給・バック | 時給2,000~5,000円+指名・ドリンクバック | 時給2,500~6,000円+各種バックあり |
客層 | 落ち着いた人が多め/常連がつきやすい | 若めでノリが良い人が多い/回転も早め |
接客スタイル | 隣に座ってトーク中心 | 膝上に座る・胸タッチなど密着プレイあり |
衣装 | ドレス・ワンピースが主流 | ボディコン・ランジェリー系も多め |
アフター | 指名につなげるため推奨されやすい | 基本禁止のお店が多い |
この比較表をもとに、特に重要なポイントをもう少し詳しく掘り下げていきましょう。
仕事内容・接客内容の違い
キャバクラは、基本的にお客さんとお酒を飲みながら会話を楽しむ接客スタイル。
お客さんからキャストへのボディタッチは原則NGです。
一方セクキャバは、会話+ボディタッチがOKなお店。
膝に乗る、胸を触らせるなど、一般的なキャバクラではありえない密着した接客が基本になります。
この時点でキャバクラとセクキャバは全然別物だということがわかりますよね。
キャバクラだと思って体入に行ったらセクキャバだった…なんてシャレになりません!
給料・バック制度の違い
キャバクラとセクキャバでは、時給の相場やバックの内容にも違いがあります。
キャバクラの場合、基本時給はだいたい2,000円〜5,000円くらい。
そこにドリンクバック、指名バック、同伴バックなどが加わって、頑張り次第でしっかり稼げる仕組みです。
リピートしてくれるお客さんがつけば、安定した収入にもつながります。
一方、セクキャバはボディタッチOKなぶん時給が高めに設定されていることが多く、2,500円〜6,000円くらいが相場。
こちらもキャバクラ同様にドリンクバックや指名バック、同伴バックが存在します。
ただ、キャバクラと違うのはキャバクラはボディタッチNGだからこそ、お客さんは売り上げに貢献することであわよくば触りたい…なんて下心が生まれやすいんですが…。
セクキャバは最初から触れる分、キャバクラよりは高額なお酒やシャンパンが入る機会が少なめです。



男性って結構露骨ですよね(笑)
客層の違い
キャバクラに来るお客さんは、比較的落ち着いた大人の男性が多め。
マナーもちゃんとしている人が多く、いわゆる“飲み慣れている常連さん”がつきやすいのが特徴です。
セクキャバはというと、若くてノリのいい人や、お触り目的で来るお客さんがメイン。
テンションが高くなりすぎて、距離感を忘れがちなお客さんも一定数いるので、線引きがしっかりできる人のほうが向いています。
衣装の違い
キャバクラでは基本的にドレスやワンピースなど、華やかで上品な衣装を着て接客します。
お店によっては衣装のレンタルがあったり、「黒はダメ」などドレスコードが細かく決まっているところも多いです。
一方セクキャバでは、ドレスよりもコスチューム系やベビードールなど、露出が多めの衣装で接客するのが一般的。
たとえば、
- セーラー服・ナース服などのコスプレ系
- ボディコン・ベビードールなどのセクシー系
といったように、お店ごとにテーマが決まっている場合もあります。


アフターの扱い
キャバクラではアフターOKのお店も多く、営業スタイルとしてお客さんと営業後に食事に行ったり、飲みに行ったりすることがあります。
ですが、セクキャバではアフターを禁止しているお店が多いのが特徴です。
その理由は、お店の中でおさわりなどの接客があるため、アフター=その続きをしてもいい時間とお客さんに誤解されやすいから。
実際にはお店の外では何もサービスがないのに、勝手に期待されてしまい、トラブルになるケースもあります。
そのためセクキャバでは、お店の外でお客さんと関係を持たせないことをルール化しているところがほとんどです。
キャバクラとセクキャバそれぞれで働くメリットの違い


ここからは、キャバクラとセクキャバでそれぞれどんな良い点があるのかを比較してみましょう。
メリットを把握しておくと、自分に合ったお店選びの際に参考になりますよ!
キャバクラで働くメリット
- おさわりなしで安心して働ける
- お客さんと長く付き合って安定して稼げる
- トークスキル・コミュ力が磨かれる
キャバクラは基本的に会話とお酒がメインなので、身体的な負担が少なく、安心して働けるのが魅力です。
体に触れられることがないぶん、未経験の方でも始めやすいジャンルと言えます。
また、常連のお客さんがつきやすく、信頼関係を築いていけば安定した指名やバックが見込めるのもポイント。
トーク力が必要な分、一定期間働くとコミュニケーション能力が底上げされるという点でも、今後の人生で役立つスキルになるでしょう。
セクキャバで働くメリット
- 即金性が高く、1日でしっかり稼げる
- 営業や連絡が不要な場合が多く気楽
- テンポよく接客できて人付き合いが軽い
セクキャバは基本時給がキャバクラよりも高く、短時間で稼ぎやすいのが最大の強み。
体験入店でも高日給が出るお店が多く、「すぐにお金が欲しい」という人にはかなりありがたいです。
さらに、キャバクラのような営業を求められないお店も多く、人間関係に疲れたくない人にとっても始めやすいのもうれしいポイント。
お客さんの回転が早いため、ひとりのお客さんに気を遣いすぎなくていい+アフターがないという点も、サクッと稼いでサクッと帰りたい方にとっては多なメリットです。
キャバクラとセクキャバそれぞれで働くデメリットの違い


どんな仕事にもメリットがあれば、気をつけたいポイントもあるもの。
キャバクラとセクキャバ、それぞれのデメリットも事前に知っておくと、働いてから「こんなはずじゃなかった…」とならずに済みます!
キャバクラで働くデメリット
- お酒を飲む量が多く、体調に影響が出るリスクあり
- 営業や同伴など、接客以外の努力が求められる
- 指名が取れないと収入が不安定になる
キャバクラは会話とお酒で接客する仕事なので、お酒が苦手な人や体調を崩しやすい人にはきつい場面もあります。
場を盛り上げようと頑張って飲みすぎてしまうと、翌日の予定に支障が出ることも…。
ノンアル対応も可能なお店が多いですが、基本は飲める子の方が人気が出やすいです。
また、安定して稼ぐには指名やドリンクを取る努力=営業活動が必須です。
お客さんとのLINEや同伴・アフターなどをこなすのが苦手な人にとっては、ストレスになる可能性大。
さらに、人気が出なかったりライバルが多いお店だと指名ゼロの日もあり得るため、収入が上下しやすいのも注意ポイントです。
セクキャバで働くデメリット
- 体の接触があるため、慣れるまでに精神的負担が大きい
- 客層には期待しない方が良い
- 長く働くには体力・気力が必要
セクキャバは、おさわりOKという接客スタイル上、メンタル的にハードに感じる方が多いです。
少なくとも、初対面の男性に体を触られることに抵抗があるなら厳しいです。
また、お酒が入ったお客さんはテンションが高く、時にマナーの悪い人にあたることも。
お店のルール以上のことを求められてもしっかりと断る・かわすスキルが求められるので、気が強くないと消耗してしまいやすい環境かもしれません。
さらに、1日に何人も接客する回転スタイルのため、体力勝負になりがち。
短期集中で働くには向いていても、長期でまったり稼ぎたい人には疲れが出やすい傾向があります。



向き・不向きはキャバクラよりもはっきり出やすいですね…。
どっちが自分に合ってる?向き不向き診断


ここまで読んで、「どっちもアリだけど、結局私はどっちが向いてるの?」と迷った方へ。
ここでは、キャバクラ・セクキャバそれぞれに向いている人の特徴を整理してみました。
自分の性格や働き方の理想に照らし合わせて、参考にしてみてください。
- 人と話すのが好き・会話で盛り上げるのが得意
- 手を出されるのは苦手、距離感を守りたい
- お酒はある程度飲める
- 同じお客さんと長く付き合っていきたい
- 営業やLINEのやりとりが苦にならない
まとめ
キャバクラとセクキャバは、名前こそ似ているけれど、仕事内容・客層・働き方などはまったく別もの。
働くならばどちらが良い・悪いというよりも、「自分に合っているかどうか」が一番大切です。
- おさわりなしで安心して接客したい、長く付き合えるお客さんを作って安定して稼ぎたい → キャバクラ向き
- 短期間でガッツリ稼ぎたい、営業やアフターは面倒、サクッと働きたい → セクキャバ向き
それぞれの特徴をしっかり理解して、自分のスタイルに合った働き方を選べるようにしてくださいね。