キャバ嬢必見!早上がりせずにしっかり稼ぐために知っておくべきこと

キャバクラで働く上で避けたい悩みのひとつが「早上がり」。
今日は暇だからもう帰っていいよ~なんて言われた日には、落ち込むのはもちろんのことせっかく準備して出勤したのに…と苛立ちもありますよね。
ですが、実は早上がりは回避するためのコツがちゃんと存在します。

キャバクラでラストまできっちり働いて稼ぎたい!という女性はぜひこちらの記事内容を参考にしてくださいね。
【用語解説】キャバクラにおける早上がりとは?【用語解説】


キャバクラにおける「早上がり」とは、その日の出勤予定時間よりも早くお店を上がらされることを指します。
本来であればラストまで出勤しているつもりだったのに、時間の途中で「今日はここまででいいよ」と言われて帰宅する…というようなケースですね。
この早上がりは、自分の意思ではなくお店側の判断で決まることがほとんどです。



お客様の入りが少なかったり、在籍キャストが多すぎて人手が余ってしまったりすると、優先順位の低いキャストから順に早上がりの対象になってしまいます。
時給制で働いているキャバ嬢にとっては、その分のお給料がカットされてしまうため、早上がりさせられると収入面への影響は避けられません。
それだけでなく、その後入ってくるフリーにつくこともできなくなるため、場内や新規指名客の獲得チャンスすら減ってしまうことにもつながります。
早上がりが続くと「売り上げが低いキャスト」「お店にとって必要性が低い存在」ということが嫌でも明らかになってしまい、結果的にシフトカットや自分自身の居心地の悪さに繋がってしまうリスクも十分にあります。
キャバクラで早上がりが続くとどうなる?通常出勤と早上がり時の収入の差


キャバクラで働く上で、早上がりが続くことは見過ごせない大きな問題です。
なぜなら、収入にダイレクトに影響が出るからです。
「早く帰れてラッキー」と軽く考えていると、1ヶ月後の給料日にガッカリする…なんてことにもなりかねません。
比較表
条件 | 通常出勤(6時間) | 早上がり(3時間) |
---|---|---|
時給 | 3,500円 | 3,500円 |
勤務時間 | 6時間 | 3時間 |
日給 | 21,000円 | 10,500円 |
指名バック(例) | 2本 × 2,000円 = 4,000円 | 1本 × 2,000円 = 2,000円 |
ドリンクバック(例) | 4杯 × 1,000円 = 4,000円 | 2杯 × 1,000円 = 2,000円 |
総支給額 | 29,000円 | 14,500円 |
※実際の時給やバック金額は店舗により異なりますが、ここでは一例として記載しています。
このように、通常通り出勤できた日と早上がりさせられた1日の差額は約14,500円。
最悪の場合ですが週3回の出勤で月に12日早上がりが続いた場合、月収では17万円以上の差になる可能性もあるのです。
つまり、早上がりは一時的な収入減にとどまらず、将来的な稼ぎ方にもブレーキをかけてしまうリスクがあるのです。
なお、本業や家庭の事情などで自分から早上がりさせてもらうのは「終電上がり」などと表現し別物。
こちらについては以下の記事で確認してくださいね。


キャバクラで早上がりさせられる主な原因


キャバクラで働いていると、「今日は暇だから上がっていいよ」と言われることも珍しくありません。
稀にこうしたことがあるくらいならそこまで気にする必要はありませんが、続くなら危機感を持つべきです。
なぜなら早上がりが当たり前になってしまうと、稼げるチャンスを自分で手放してしまうことになるからです。
では、なぜキャバ嬢が早上がりさせられるのか?その原因を具体的に見ていきましょう。
- 売上や指名が少ない
- フロアの席数が限られている
- クレームがある
- 出勤日数が少ない・遅刻や欠勤がある
売上や指名が少ない
キャバクラでは、お店にとって数字を持っているかどうかがキャストの価値を左右します。
指名が少なかったりドリンクのオーダーがないと「稼げない子」と判断され、優先順位が下がってしまうんです。
もちろん、すぐに売上を上げるのは簡単なことではありませんが、特にフリーのお客様が多い時間帯で結果が出せないと、遅い時間に指名のある他のキャストを優先されてしまうのはあるある。
店側としては、稼ぎ頭をフロアに残すことが売上に直結します。
「なんで私だけ毎回早く帰されるんだろう?」と感じたときは、まず自分のその日の売上を冷静に振り返ってみましょう。
フロアの席数が限られている
お店の規模にもよりますが、フロアの座席数には限りがあります。
週末や繁忙期はキャストがフル稼働することもありますが、平日や来客が少ない時間帯はどうしても席に着けない子が出てきてしまいます。
そのときに選ばれるのは、やはりお店に貢献度の高い子。
たとえその日に指名が入っていなくても、過去の売上や出勤姿勢が評価されていれば優先されます。
一方、まだ指名が少ない新人や控えめなタイプのキャストは、どうしても後回しにされがち。
その結果、開店から2〜3時間で早上がりになることも珍しくありません。
クレームがある
キャバクラは接客業ですから、お客様からのフィードバックも大きな評価ポイントになります。
たとえば「なんか感じ悪かった」「ノリが悪い」などのちょっとしたクレームも、ちりつもになればお店側は該当キャストを徐々に席につけなくなっていきます。
結果として、回される席が少なくなり、早上がりの頻度が上がるという悪循環に…。
逆に評判のいい子はできるだけ出勤してもらいホールにいてほしいと思われるものなので、お客さんからの印象はめちゃくちゃ大切です。
出勤日数が少ない・遅刻や欠勤がある
一般社会では当たり前なことですが…キャバクラでは真面目に出勤すること自体が信頼につながります。
逆に、ドタキャンや遅刻が続いたり、出勤日数が極端に少ないと「この子は今日は早く返してもいいか」と扱われてしまうので気を付けましょう。
シフトが不安定だと安定して稼げる子とは見なされません。
というか、そもそも自分がシフトを守れないのにお店に早上がりを打診されたところで文句は言えませんよね…。
キャバクラで早上がりを避けるためにできること


せっかく時給の高いキャバクラで働けても、早上がりが続けば稼げるものも稼げなくなります。
早上がりを繰り返さないためには、日々のちょっとした行動や意識の積み重ねが大切です。
ここでは、キャバクラで長く安定して稼ぎ続けるために、今すぐ実践できるポイントをご紹介していきます。
- 待機時間を無駄にしない
- 店長・黒服との信頼関係を築く
- 売れているキャストとの関係性を大切にする
- 自分に見合ったお給料設定&働き方を選ぶ
待機時間を無駄にしない
お客さんがついていない待機時間。
なんとなくスマホをいじって過ごすのではなく、店内の空気を読んだり、先輩キャストの接客を観察したりする時間として活用しましょう。
お店の雰囲気やお客様の動きを把握しておくことで、チャンスを逃さず自分の接客に繋げることができます。
また、出勤前に身だしなみやメイクを丁寧に整えておくのも大切。
待機中でもお店のスタッフやお客様からの見られ方を意識することで、指名につながることもあります。


店長・黒服との信頼関係を築く
キャバクラでは、黒服や店長との関係性も重要なポイント。
誰をフリーのお客様につけるかなど、裏側の采配をしているのはスタッフたちです。
だからこそ、日頃から礼儀正しく接し、信頼関係を築いておくことが結果的に自分の稼ぎにもつながります。


売れているキャストとの関係性を大切にする
ナンバーに入っているような人気キャバ嬢と仲良くしておくと、思わぬチャンスが舞い込むことも。
例えば、忙しくてヘルプを頼まれたときに印象を残せれば、そこからヘルプ指名につながるケースも少なくありません。
また、売れているキャストの接客スタイルを間近で見られるのは勉強にもなります。
自分に見合ったお給料設定&働き方を選ぶ
過度に高い時給を希望していると、お店側は「この子に見合っていない」と判断し、早上がりの対象になりやすくなります。
今の自分の実力とバランスの取れた時給で働けているか、一度見直してみるのもおすすめです。
また、出勤時間や日数なども見直し、無理なく安定して働けるラインを自分でしっかりと把握することも大切です。
まとめ
キャバクラで働くうえで、早上がりが続くことは決して他人事ではありません。
早上がりには理由があります。
売上が立っていない、待機中の姿勢が消極的、スタッフからの信頼が薄い…。
もし思い当たる節があるなら、今日から少しずつ改善していきましょう。
自分がどんなに努力しても早上がりが続く場合、それはお店が合っていないもしくはお店そのものがヒマという可能性もあるので、移籍を考えてみることもおすすめします。

