コンカフェはどれくらい稼げる？月収100万円は可能？リアルを紹介
コンカフェで働きたい女性にとって、可愛い制服や個性的な世界観の店内はかなり魅力的ですよね。
しかし実際に働くことを考えたとき、現実問題としてお給料がどれくらい稼げるのか、という部分はかなり重要です。
中には「月収100万円も可能」なんて話もありますが…これは本当なのでしょうか？
筆者本記事では、コンカフェの給料相場から、実際に稼げる月収シミュレーション、高収入を目指すうえでの現実や注意点までを徹底解説していきます。
コンカフェの給料相場ってどれくらい？
コンカフェの時給は地域やお店によってばらつきがありますが、一般的には1,200円〜2,000円前後が相場。
実際の平均はエリアによっても異なり、以下のようなイメージです。
| 地域 | 時給相場 |
|---|---|
| 都内（秋葉原・池袋など） | 1,300円〜2,000円 |
| 地方都市 | 1,000円〜1,500円 |
上記の時給に加え、多くの店舗で歩合制やインセンティブがあるため、接客の頑張り次第で手取りは大きく変動します。
また、お店がランチ営業をメインとしたカフェメインのコンカフェなのか、それとも夜の時間の営業をメインとしたバーに近いコンカフェなのかによっても、若干時給は変わってきます。
筆者夜の時間帯メインのコンカフェの方が時給は高く設定されていますよ。
ただし、この手のコンカフェはガールズバーのようにお酒が絡む要素が出てくるので、年齢によって働けないこともあるため注意しましょう。
コンカフェでの収入はどう決まる？主なバックの種類と相場
コンカフェの収入は、「時給＋インセンティブ（各種バック）」の合計で成り立っています。
つまり、時給だけで稼ぐのではなく、各種バックによってどれだけプラスを積み上げられるかが重要ということです。
| バックの種類 | 内容 | 相場の目安 |
|---|---|---|
| チェキバック | お客さんと撮ったチェキ1枚ごとに支給 | 1枚あたり200〜500円 |
| ドリンクバック | お客さんがキャストにドリンクを頼んだ時 | 1杯あたり100〜300円 |
| シャンパンバック | シャンパン注文時のバック（高額の場合あり） | 数千円〜1万円以上 |
わかりやすく言えば、売上に貢献する行動をとるほど収入に直結します。
人気キャストほどドリンク、チェキ注文が増えるので、固定ファンの存在は収入アップのために非常に大きなポイント。
実際にコンカフェで働いている女性に稼ぎについて聞いてみると、以下のような声がありました。
- 「時給1,500円＋チェキやドリンクのバックで日給2万超える日もある」
- 「固定客がつくとイベントで売上が伸びて、月20〜30万くらいには安定する」
- 「新人のうちは時給のみで月10万いかないこともあった」
コンカフェの月収シミュレーション
コンカフェの給料は「出勤日数」「勤務時間」「インセンティブ（バック）」の3つの要素で大きく左右されます。
ここでは、よくある2つの働き方を例に、月収のリアルな目安を紹介します。
- コンカフェ1本でしっかり稼ぐ場合
- 副業・学生バイトとしてゆるく働く場合
コンカフェ1本でしっかり稼ぐ場合
コンカフェを本業にしてがっつり稼いでいる女の子は今どき珍しくありません。
特に固定客がついてくると、ドリンクバックやチェキの売上も安定して伸びていきます。
以下のような条件で働いているキャストを想定してシミュレーションしてみましょう。
- 時給：1,500円
- 出勤日数：週5日（月22日程度）
- 勤務時間：1日6時間
- インセンティブ（ドリンク・チェキ・指名など）：月5万円前後
月収の内訳
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 時給 × 時間 × 日数 | 198,000円 |
| インセンティブ | 約50,000円 |
| 合計 | 248,000円 |
インセンティブは頑張り次第で青天井に増やすことができるので、頑張れば30万円超えも現実的。
副業・学生バイトとしてゆるく働く場合
一方で、週2〜3日のアルバイト感覚で働く子も多いのがコンカフェの特徴。
学業や他のバイト・仕事と両立しながら、無理のない範囲で収入を得ることができます。
- 時給：1,300円
- 出勤日数：週2日（月8日程度）
- 勤務時間：1日5時間
- インセンティブ：月1万円程度
月収の内訳
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 時給 × 時間 × 日数 | 52,000円 |
| インセンティブ | 約10,000円 |
| 合計 | 62,000円 |
このくらいの働き方でも、1〜2ヶ月でちょっとした旅行代や推し活費用が捻出できるのは魅力。
コンカフェバイトで求人内容通りに稼ぐコツ
コンカフェとひとくちに言っても、お店によって時給や待遇の差はかなりあります。
自分のキャラや目標収入に合ったお店を選ばないと、「思ったより稼げない…」ということになりかねません。
稼げるかどうかは、時給だけでなくバックや待遇の中身次第。
求人サイトを見るときは、以下の点は必ず確認しましょう。
- ドリンク・チェキのバック率
- 指名やグッズ販売でのインセンティブ
- ノルマの有無（稼げないと減給、など）
- 衣装貸与 or 自前
- 時給アップの基準
また、サイトを確認したうえで面接時に直接聞いて最終確認することも忘れずに。
なお、実際に体験入店してバックのつきやすさやお店の雰囲気を確認することができればそれがベストです。
コンカフェで稼げる子・稼げない子の違い
「同じお店で働いているのに、なぜかあの子だけドリンクもチェキも多い…」…このようなことは残念ながら珍しくありません。
むしろ、確実にこういった差は出てきます。
実はコンカフェの世界にも、稼げる子・稼げない子には明確な違いがあるのです。
稼げる子の特徴
稼いでいるキャストには、共通する特徴があります。
- お客さんの顔や名前をしっかり覚える
- SNSの更新頻度が高く、投稿内容も工夫されている
- 会話が上手というより「聞き上手」
- ちょっとした気遣いやリアクションが丁寧
一見すると「これって夜職みたい」と感じる方も多いと思いますが、実際問題コンカフェがどの業界に属するかは今や微妙なライン。
ランチ営業に力を入れたカフェメインのコンカフェの場合は飲食店として分類されますが、夜の時間帯をメインにお酒を提供するコンカフェについては、もはやナイトワーク・夜職の一種と考える方が自然です。
だからこそ、稼げるキャストは夜職に近い仕事内容でも抵抗がない、というのが一つの基準と言っても過言ではありません。
稼げない子の特徴
一方で、なかなか売上に繋がらないキャストには、以下のような傾向があります。
- 接客中のテンションが安定しない／無愛想に見える
- SNS更新が面倒で放置しがち
- 出勤日数が少なすぎて認知されにくい
- お客さんに感謝を伝えるのが下手
自分がお客さんの立場だと考えてみるとわかりやすいです。
どんなコンカフェ嬢相手なら、バックにつながるようなプラスαの出費をしても損じゃないと感じるか。
この辺りに焦点を当てて考え、出た答えを実践していけば稼げないコンカフェ嬢から脱却することができるはずです。
まとめ
コンカフェのお給料は平均して1,300円～2,000円と、一般的なバイトに比べると若干高い設定になっています。
ただし、高い時給のお店ほど夜の時間帯にお酒を出して接客するガールズバー寄りのコンカフェになる、ということは忘れないようにしましょう。
月収に換算すると、頑張れば60万円以上など高額な収入も可能ですが、そのためには時給だけでなくバック分もしっかりと稼がなければなりません。
自分がどの程度稼ぎたいのか、またそのためには時給・バックがどれくらいのお店でどれだけ頑張ればいいのか。
この辺りをしっかりと想定し、後悔しないコンカフェバイトライフをスタートさせましょう！