キャバクラに来る女性客はどんな人?接客方法もご紹介

最近はキャバクラに来店する女性客が増えてきています。
ただ、男性客とは雰囲気も求められる接客も少し違うため、初めて女性客を担当すると戸惑うこともありますよね。
筆者この記事では、キャバクラにはどんな女性客が来るのか、どんな対応をすると喜ばれるのか、気をつけるべき点まで、役立つ知識をまとめました。
キャバクラに来る女性客のタイプ5選
キャバクラに来る女性客といっても色々なパターンがあり、来店理由によって望む接客も変わります。
まずは、どんなタイプの女性が来るのか整理していきましょう。
| タイプ | 来店理由 |
|---|---|
| 同業の女性 | 職場のノリを楽しむ |
| 男性グループに同行 | 付き添い |
| 女性だけの来店 | 友達と盛り上がりたい |
| 推しのキャバ嬢に会いに来る女性 | 推しに会いたい |
| 働く前の下見として来ている | 働きたいお店の様子を観察 |
同業の女性
別のキャバクラで働いている女性が他店に遊びに行くことは珍しくありません。
同じ業界だからこそ、お店の雰囲気や接客の仕方を観察していることも。
こういうタイプの女性は話が早いし、お店のシステムも分かってるから接客しやすいです。
ただ、逆に言えば細かいところまで見られているということでもあり、適当な接客をすると、すぐにバレます。
男性グループに同行する女性
会社の飲み会の流れなど、男性チームに合わせて来店する女性も多いです。
この場合本人はあまり来たくなかったかもしれないし、緊張してることも多いです(笑)
男性たちがメインとはいえ当然女性客を放置するのはNGですから、適度に話しかけて居心地の良さを感じてもらうことが大事です。
男性客と女性客の間に入るときは、中立でいることを心がけましょう。
女性だけの来店
女の子同士で盛り上がりたくて来店する女性もいます。
このタイプは楽しい雰囲気を作ることが一番大事で、一緒にテンションを上げて写真を撮ったり、おしゃべりを楽しんだりといった友達の延長みたいな接客が喜ばれます。
ただし、仲良くなろうと距離を詰めすぎると逆に引かれることもあるので、最初は適度な距離感を保つことも忘れずに。
推しのキャバ嬢に会いに来る女性
最近多いのがこのケースで、SNSなどでキャバ嬢のファンになり、リアルで会ってみたいという理由で来店します。
恋愛相談や仕事の話を聞いてほしいケースも多いです。
一人で来る勇気があるってことは、それだけ応援したい気持ちがあるということ。
丁寧に対応すれば、強いリピーターになってくれる可能性が高いです。
働く前の下見として来ている
仕事探し中の女性が店舗の雰囲気をチェックしに来ることも。
実際に働く前に、どんな感じのお店か見に来るパターンです。
このタイプは、お店の雰囲気やキャストの接客をよく見ており、接客次第でその女性が入店するかどうかが決まる可能性大です。
キャバクラにおける女性客への接客で気を付けるポイント
キャバクラに女性のお客さんが来た場合、それが先ほど紹介したどのタイプであっても、接客で気を付けたいポイントは共通です。
男性客相手の時とは異なる、女性客への接客で気を付けるポイントを見ていきましょう。
同性だからこそ見られている意識を持つ
同性だからこそ、身だしなみ、座り方、言葉遣いは男性客相手の時以上にチェックされます。
メイクが崩れてないか、髪が乱れてないか、座り方が綺麗か…こういう細かいところを男性客以上に気にするのが女性客だと思ってください。
同性だからこそ、プロとしての姿勢を見せることを意識しましょう。
美容・恋愛の話題は鉄板
女性同士ならではの話題は自然と盛り上がり、好印象につながります。
女性同士の会話で、一番盛り上がるのが美容・恋愛の話題。
「スキンケアは何使ってますか?」
「おすすめのコスメは?」
こういう話題を振ると自然に会話が弾みますし、女性のお客さんはこうしたテーマでおしゃべりすることを期待していることも多いのでぜひ!
男性客との間に入るときは中立で
男性グループに女性が混ざってるとき、男性客ばかりに話しかけて女性客をないがしろにするのは絶対NG。
今後指名で継続して通ってくれる可能性が高いのはもちろん男性客ですが、一緒に来店しているお客さんという立場は平等です。
男性客と女性客、どちらかに偏らず、中立でいることが大事です。
ちなみにですが、女性客に気に入られると次回以降の飲み会でその女性が男性たちに「あのお店に行こう」などと提案してくれるケースも珍しくないので、侮ってはいけません。
女性客をリピーターにするためのコツ
女性客は、男性客と違ってお金を単発でたくさん使うというより、好きになった店・好きになった女の子に細く長く通うタイプが多めです。
一度気に入ってもらえると関係が安定しやすく、末長く応援してくれるお客さんになってくれますよ。
というわけで最後に、女性客の心をつかむためのポイントを押さえておきましょう。
自然な仲良し感を演出する
女性客との距離感の理想は 「仲良いは良いけれどお店で会える特別な女の子」 くらい。
無理にテンションを合わせに行くのではなく、自然なコミュニケーションを意識して、一緒にいると安心できる・友達感覚で楽しめると相手に思われる距離感を目指しましょう。
- 相手の話に丁寧にリアクションする
- 適度に褒めて、適度に笑う
- 話題が偏りすぎないようにする
女性は空気やちょっとした違和感に敏感なので、キャラを作りすぎないほうが結果的に長く愛されます。
美容・メイク・服の褒め方は細かく
女性客をつかむ最大の武器は 細かい褒め方 です。
男性には気付かれないポイントに気付いてくれるだけで、女性はうれしいですし心を許しやすいんです。
「今日のリップ、色すごく似合ってる。どこの使ってるの?」
「そのバッグ可愛い!形がきれいで大人っぽい」
「まつ毛めっちゃ綺麗。どんなケアしてるのか教えて~」
曖昧な「かわいい〜」だけで終わらせず、さらに具体的に褒めるのは女性同士だからこそできること。
女同士だからこそわかるコミュニケーションで特別感を演出しましょう!
高額な会計を期待しない
女性客は、男性客のように「シャンパン入れてドーン!」という高額消費をあまりしません。(同業のお祝いなどは除く)
期待しすぎるとあなたが疲れてしまうので、最初から 細く長く通ってもらう、という考え方がベストです。
- 短い時間の利用でも歓迎する
- 無理にドリンクを煽らない
- 「楽しんでほしい」を優先する
こうした姿勢が、安心して通えるお店と女の子だと思ってもらえるきっかけになります。
むしろ女性の方がSNSで店を紹介してくれたり、友達を連れて来てくれたりと宣伝力が強いことも多いです。
長期的に見れば大切なリピーターになるので、細く長くをとにかく意識しましょう。
まとめ
女性客は対応が難しそうに思えますが、ポイントさえ押さえれば強い味方になってくれるのは間違いありません。
キャスト自身の魅力を同性に評価されることで自信もつきますし、店の雰囲気づくりにも大きなプラスになります。
男性客にはない、女性ならではの視点で接客を見てくれるから、成長のチャンスにもなります。
女性客への接客は、最初は戸惑うかもしれませんが、丁寧に接して、共感を大事にして、適度な距離感を保つことを意識すればそこまで難しいものではありません。
むしろ味方につけると長く通ってくれるし、SNSで宣伝したり他の女性客を連れてきてくれることもありますので、女性客への接客をぜひ楽しんでみてくださいね。
