コンパニオン派遣の仕事内容!派遣会社選びのポイント5つも要チェック
コンパニオンには様々な種類があります。
仕事にすることを考えた時、ある程度の知識を持っていなければ想像と全く違う仕事に携わることになるかもしれません。
この記事では、コンパニオンの仕事について説明していきます。
「どのような仕事なのかいまいち分からない」、「給料はどのくらい?」という疑問を解決しましょう。
コンパニオンってどんな仕事?
コンパニオンには様々な種類がある
英語のコンパニオン: Companionには「仲間」や「付き添い」という意味があります。
実は「〇〇コンパニオン」と呼ばれる仕事は様々な種類があります。
今回はコンパニオンの中でもメジャーなものを押さえていきましょう。
イベントコンパニオン、パーティコンパニオン、宴会コンパニオンについてチェックしていきます。
いざコンパニオンの仕事が決まってから「イメージと全然違う!」などと戸惑うのは避けたいもの。
ある程度の知識は身に着けておきましょう。
イベントコンパニオン
イベント会場での司会進行や展示品の説明、パンフレットの配布や来賓の接遇などを受け持つのがイベントコンパニオンです。
展示会や企業がリリースした新商品のお披露目会などで活躍します。
会場の展示品や新商品のPRなどを行い、来場者を楽しませることを目的とする仕事です。
また、イベントコンパニオンの中でも役割が細分化されることがあります。
具体例としては、司会進行を担当するMCコンパニオンや、商品や展示品などの説明を行うナレーターコンパニオンなどです。
パーティコンパニオン
パーティコンパニオンの主な仕事は、旅館やホテルなどのパーティ会場における給仕や接客です。
具体的なシーンとしては、披露宴や企業の忘新年会、あらゆる記念パーティなどが活躍の場となります。
飲み物を運んだり料理を取り分けたりすることはもちろん、参加したゲストを楽しませるという役割も含まれます。
会話をしたり、ゲストに声をかけたりと、常にまわりへ気を配る必要があります。
パーティによっては、チャイナドレスやミニスカートなどのコスチュームをまとう場合も。
宴会コンパニオン
宴会コンパニオンは、大きく分けて2種類あります。
1つ目は、宴会で酒や食事の給仕、話し相手やカラオケのデュエットをするノーマルコンパニオン。
2つ目は、旅館の宴会の席に派遣され、風俗のようなサービスを行うピンクコンパニオンです。
ピンクコンパニオンは特に注意が必要です。
セクシーなコスチュームで男性を喜ばせるソフトなものから、自身がヌードになって遊びに付き合うというものも。
非常に幅が広いので、ピンクであるか否かは、きちんと確認するようにしましょう。
給与相場はコンパニオンの種類によって異なる
イベントコンパニオンの場合
時給の相場は、約1,800円~2,500円。案件によっては3,000円を超えるような高時給も期待できます。
まずこの仕事はイベントごとに、単発で働く場合がほとんどです。
したがって1回の仕事の拘束時間は、1日で終わる2〜4時間程度のものから、約12時間×数日間というものまで様々です。
パーティコンパニオンの場合
パーティの規模や内容、登録している派遣会社によって異なりますが、1回のパーティにつき4,000円〜10,000円が日給となります。
パーティそのものは2時間ですが、打ち合わせや片付けなどで1~2時間ほどかかります。
したがって、実働時間はおよそ4時間と計算。時給換算では1,000円〜3,000円程が相場といえるでしょう。
バニーガールやスリットの深いチャイナドレスなど、コスチュームが過激なパーティでは高時給になりやすい傾向があります。
宴会コンパニオンの場合
宴会コンパニオンの場合、時給が高くて拘束時間もさほど長くないのが魅力です。
平均的な時給は2,500円〜4,000円程度。
宴会の時間がおよそ2時間だとすると、1度の仕事で5000円以上の報酬が期待できます。
当然ながらピンクコンパニオンだと、サービス内容がハードであるほど時給は高くなります。
これらの時給はおおよそ7,000円~10,000円となります。
バイトとの違いは?
バイトは、その企業と直接的な雇用契約を結ぶものです。
したがって、仕事は企業から直接受けることになり、給料も直接支払われる仕組みということになります。
一方、派遣会社に登録すると、以下のようなメリットがあります。
- 複数の仕事に同時応募がしやすい
- 給料が高めに設定されている場合が多い
- 派遣会社からのフォローやサポートが得られる
注意が必要なこととしては、派遣会社の場合は仲介手数料が給料から差し引かれるということです。
それらを含めて手取りいくらになるのか、きちんと確認しておくようにしましょう。
コンパニオンの仕事に手応えややりがいを感じ、続けたいという意志がある場合は派遣会社に登録することをおすすめします。
コンパニオンの仕事は単発かつ短時間であり、本業にするというよりはお小遣い稼ぎや副業として働く女性が多い業種です。
1つの仕事が終わっても次につながりやすく、ステップアップをはかるには非常に好条件といえるでしょう。
コンパニオンに向いている人
明るく、笑顔が素敵な人
イベントコンパニオンなどは容姿端麗な女性を望まれますが、それより大切なのはやはり笑顔。
どんなに美人でも、笑顔が全くなく愛想が悪い女性だとお客様への印象も悪くなります。
明るく元気で笑顔が自慢であれば、コンパニオンとしてあらゆるシーンで活躍できるでしょう。
コミュニケーションが好きな人
コンパニオンになるには、絶対条件ともいえるのがコミュニケーションスキル。
とはいえ、ただ自分が喋ればよいというだけでもありません。
話好きで語りたがりのゲストを前にすれば、楽しそうに耳を傾けてリアクションをとる。
会話のキャッチボールを楽しみたいゲストであれば、自分も程よく喋る。
こういった、相手に応じた対応を臨機応変にこなせる人もコンパニオンに向いています。
気配り上手な人
周囲によく気が付く、気配り上手な女性もコンパニオンの仕事に向いています。
愛想よくニコニコしているだけではダメなのがこの仕事。
お客様に料理は行き届いているか、グラスが空になっていないか。
はたまた、退屈そうに白けている人が居ないかなど、常に会場のあらゆるものに目を配る必要があります。
気配り上手と同時に世話好きな人、サービス精神旺盛な部分があれば更に素質があるといえます。
体力のある人
コンパニオンの仕事は意外と体力勝負。
例えば立食パーティなどでは、大皿の料理を次々に取り分ける腕力とスタミナが必要。
イベントコンパニオンの場合は、1日中立ちっぱなし、歩きっぱなしということだって珍しくありません。
そして何より、健康であることが必要不可欠です。
体力に自信のある人や、2時間以上の立ち仕事をこなせる人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
心構え
大切なことは、とにかくその場のお客様を楽しませること。
それが、イベントやパーティの成功とも言いかえることができます。
同時に忘れてはならないのは、自分が働く会場がどのような場であるのかをきちんと自覚すること。
例えば、イベントコンパニオンやパーティコンパニオンでは上品な立ち振る舞いや丁寧な言葉遣いを意識する必要があります。
逆に、旅館に派遣されるピンクコンパニオンの場合はお客様の下ネタなどに対しても笑顔で応じる必要が出てきます。
要は、どのようなシーンにおいても「私はプロなんだ」という自覚を持たなければならないということです。
派遣会社の選び方と登録方法
コンパニオンの場合、その仕事を専門に扱う派遣会社が存在します。
コンパニオンの種類から、どれを希望するのかをはっきりさせておくことがまずは大切です。
次に注目しておきたいのが、以下の5つです。
- 求人数
- 登録者数
- 給料
- 待遇(交通費や各種保険など)
- 公式サイトの印象
自分の希望する形態のコンパニオン専門派遣会社をいくつかピックアップして、それぞれ比べてみましょう。
登録方法としては、電話かネットで派遣会社にアポを取り、面接があります。
そして双方に問題が無ければ登録となり、宴会やパーティ、イベントの情報が届けられるようになります。
また、派遣会社の公式サイトに「ピンクではありません」と記載している場合に注意するポイントがあります。
それは、写真にモザイクがかかっていたり、やたらと露出の多いコスチュームの女性が映っている場合です。
よく注意を払っておかなければ、後悔に繋がるので慎重に選択しましょう。
最終決定は面談のあとにはなりますが、あなたの直感も大切な要素の1つです。
まとめ
コンパニオンの仕事は実に様々であり、それぞれの役割も違います。
自分がどのような場でコンパニオンとして働きたいのかを、しっかり考えておくこと。
そして、高時給かつ華やかなイメージからは想像できないほどの大変さもあります。
それでも、イベントやパーティなどに花を添える素敵な仕事に変わりはありません。
誇りを持って、仕事に臨みましょう。