スナックバイトは大学生向き?メリット・デメリットと働きやすいお店の選び方
「スナックのバイトって大学生でもできるのかな?」
「働くうえでのメリット・デメリットが知りたい」
このような思いを持っている方のために記事を書きました。
結論から言うと、スナックのアルバイトはナイトワークの中では大学生が働きやすい環境が整っています。
働き方を自分で調整しながら学業と両立できるなら、社会勉強としてもスナックバイトはおすすめですよ。
- スナックバイトは大学生でも働ける!
- 大学生のスナックバイトはメリットが多いがデメリットもある
- スナックで働くにあたって注意すべきポイントやお店の選び方
本文では、大学生がスナックでバイトするメリット・デメリットや注意すべきポイント、お店の上手な選び方などをわかりやすく解説していきます。
スナックでのアルバイトを考えている大学生はぜひ参考にしてくださいね。
大学生はスナックバイトで歓迎される存在
大学生はスナックバイトで歓迎される傾向があります。
よほど厳しいママ、こだわりの強いママの経営するお店でない限り、多くのスナック求人では「学生歓迎」の条件が設定されています。
「学生歓迎」と書いていれば、専門学生や大学生など18歳(お店によっては20歳)以上の学生歓迎、という意味です。
スナックは30代から40代の落ち着いた年齢層から50、60代のベテランさんが働いているイメージが強いかもしれませんが、実は若い層も歓迎されているのです。
スナックバイトに興味がある大学生さんは、お店側は歓迎モードであることを覚えておきましょう。
スナックの仕事内容をシンプルに説明すると下記の通り。
- 開店作業(掃除やお酒のセット)
- 接客(トークやお酒作り、カラオケなど)
- 閉店作業(店内の片付け)
来てくれたお客さんに楽しい時間を提供するのがスナックバイトの目標です。
大学生でも、努力すればきちんとこなせる業務だと言えるでしょう。
さらに詳しいスナックの仕事内容は、下記の記事でチェックしてくださいね。
大学生がスナックでバイトするメリット5選
大学生がスナックでバイトするにあたってのメリットは大きく5つあります。
▼大学生がスナックでバイトするメリット▼
- お客さんにかわいがってもらいやすい
- 容姿やスタイルにそこまで厳しくない
- 一般の飲食店に比べると稼げる
- シフトに融通が利きやすい
- 社会勉強になるかも
それぞれ簡単に解説していきます。
お客さんにかわいがってもらいやすい
働く女性の年齢層が高いイメージのあるスナック。
大学生歓迎なお店は多いですが、実態としてはやはり、大学生がスナックで働くとお店最年少になることがほとんどです。
スナックはお客さんの年齢層も高く、20代のキャストの場合お客さんは自分の親と同年代なんてことも珍しくありません。
中にはまるでおじいちゃんくらいの年齢差のお客さんも訪れます。
容姿やスタイルにそこまで厳しくない
ナイトワークの中でも、スナックは比較的容姿やスタイルに関する採用基準が高くありません。
キャバクラやクラブであれば、ぽっちゃり体型はNGだったり、あか抜けた容姿でないと採用してもらえなかったり…といったことは全く珍しくありません。
その点スナックは、清潔感と愛嬌があれば採用してもらえる可能性は高いです。
もちろんママの考え方次第ですが、他のナイトワークよりも採用基準がゆるめというのは確実です!
一般のバイトに比べると稼げる
多くの大学生がアルバイトをする中、稼いでいる時給を比較するとスナックは稼げる部類のバイトに入ります。
エリアやお店の規模にもよりますが、スナックバイトの時給はざっくり1500円~2000円以上。
t-news編集部が行った現役大学生へのアンケート調査結果を見ても、スナックの平均時給は稼いでいるほうに分類されることがわかりますね。
お店によっては時給以外に指名料やドリンクバックがでることもあるので、さらに稼げる計算になります!
大学生のうちは遊びやサークル、趣味など何かとお金が必要になるもの。
シフトに融通が利きやすい
スナックのバイトはシフトに融通が利きやすいのも魅力。
求人情報を見ているとわかる通り、下記のような条件を掲げているお店は少なくありません。
- 週1日~OK
- 1日3時間から勤務可
しかし一般的なアルバイトの場合、週1日3時間から働けるという条件の仕事はあまり見かけないでしょう。
自分のペースや都合に合わせてシフトを組みやすいのも、スナックバイトのメリットです。
テストの前などたくさんお休みが欲しいときは、前の月までにはママに相談しておき、お店に迷惑をかけないようにすることが大切ですよ!
社会勉強になるかも
スナックでしばらく働いていると、相当な社会勉強になります。
スナックは夜のお店の中でも料金設定が安価。
だからこそ、幅広い年齢やいろんな職業のお客さんが訪れ、様々な話を聞くことができ、その後の人生に役立つようなアドバイスをもらえることもあります。
そういえば、大学生の時にバイトしてた湯島のスナックの常連さんはみんな大学生に優しいアドバイスをしてくれてたなぁ。「山を登る男はいい男だ」とか、「そいつのことが51%好きならいい、49%になったら別れろ」とか。もちろん「ちゃんと働け」とか。良い社会勉強だった https://t.co/clkp82llZA
— Tanaka Rina (@ree_naxx) May 20, 2022
大学生がスナックでバイトするデメリット4選
スナックバイトには様々なメリットがありますが、デメリットもあることを忘れてはいけません。
▼大学生がスナックでバイトするデメリット▼
- 水商売の中では時給が安い
- ママと合わないとキツい
- 中には嫌なお客さんもいる
- カラオケが苦手だと厳しい
デメリットについてもしっかり確認していきましょう。
水商売の中では時給が安い
メリットの項目で紹介した通り、スナックバイトは一般的なバイトと比較すると時給は高いです。
しかし、ナイトワークや水商売といったくくりの中で時給を比較すると、実はかなり安い方に入るんですよね。
業種 | 平均時給 |
キャバクラ | 3000円~4000円以上 |
クラブ | 3000円~4000円以上 |
ガールズバー | 2500円前後 |
スナック | 1500円~2000円以上 |
大学生が遊びや趣味に使うためのお小遣い稼ぎとして働くのであれば、スナックの時給でも十分だと思います。
ママと合わないとキツい
スナックにはほぼ必ずお店にママがいて、ママがすべてを取り仕切っています。
キャバクラなどは企業や大手のグループが経営していることも多いですが、スナックのほとんどはママの個人経営。
だからこそ、ママとそりが合わなければ働くこと自体が苦痛になるかもしれません。
実際、Yahoo!知恵袋などを覗いてみても、下記のような悩みを相談している女性が非常に多く見受けられます。
スナック三年目なのですが、ママに嫌がらせ?を受けています… ママと母親くらいの年のキャストとふたりで、あたしのミスや私生活のことでお客様に悪口?をいうのです。 お客様にはいつもいじめられて可哀想だなーと笑われたり同情されたりしますが、ママはあたしが精神的にいじめられてるわとそのお客様たちに返すのです。 辞めさせたいのでしょうか?
引用:Yahoo!知恵袋
スナックのママとの関係についてです。私は、4ヶ月前からスナックでバイトを始めました。 当初から ママになんとなく嫌われている雰囲気を感じ取って悩んでいて、こちらで相談したところ、ママ よりもお客様に目を向け、お店の売り上げに貢献できるように頑張ってみてはどうですか?というアドバイスをいただきました。それから、営業メールや同伴を頑張りましたが、逆に嫌な顔をされてしまい、挙げ句の果てに同伴バックをもらえませんでした。ここまでは 我慢できる範囲ですが、最近自分と同じ年(未成年)の子が入ったのですが、特にその子との差別がひどくて落ち込んでいます。
引用:Yahoo!知恵袋
中には嫌なお客さんもいる
たくさんのお客さんが集まるスナックですから、中には嫌なお客さん、苦手だと感じるお客さんも必ずまぎれています。
- 嫌味を言ってくる
- こっそり触ろうとしてくる
- 本気で口説いてくる
他にも、個人的に相性が合わず嫌だと感じるお客さんと遭遇することもあるでしょう。
ただ、接客する相手を選んだり、苦手だからと言って邪険に扱ったりしてはいけないのがスナックのお仕事。
カラオケが苦手だと厳しい
多くのスナックにはカラオケが常備されていて、お客さんが歌うのはもちろんのこと、女の子がリクエストをされて歌う場面も出てきます。
デュエットを一緒に歌いたいと言われることもあるでしょう。
だからこそ、カラオケが苦手な女の子の場合スナックバイトは厳しいかもしれません。
お願いされたら歌わないという選択肢はありませんから、どんなに下手・苦手でもその場をしらけさせないよう対応する必要があります。
下記はキャバクラ向けに書いた記事ではありますが、スナックのカラオケでも必ず応用できる内容なので、カラオケに抵抗がある方はぜひ読んでみてください。
大学生がスナックバイトをするなら注意すべきポイント
大学生がスナックバイトをするなら、ぜひ注意していただきたいポイントをまとめました。
- シフトは必ず自分でしっかり調整する
- 昼夜逆転生活にならないよう気を付ける
- 学業が優先であることを忘れない
- 働く期間はある程度決めておく
スナックのバイトはお店が合えばとても楽しく稼げるので、つい最初に計画していたよりも多くシフトを入れてしまったり、ママにお願いされるままたくさん出勤してしまったりすることもあるでしょう。
しかしそもそもは大学に通うことが生活のメインのはず。
計画していたより出勤しすぎて昼夜逆転生活になったり、勉強がおろそかになったりしないように気を付けなければなりません。
また、スナックの仕事を一生続けていく気がないのであれば、いつまで働くか期間をあらかじめ決めておくようにしましょう。
ずるずると水商売を続けてしまうと、やめ時がわからなくなり、普通の就職をするのが難しくなってしまうリスクもありますよ。
大学生が働きやすいスナックの見極め方
大学生が働きやすいスナックを探すなら、まずは求人情報をしっかりと確認しましょう。
- 「学生歓迎」「大学生可」のお店
- 「初心者歓迎」のお店
- 「終電上がり可」のお店
- 週1~OK、1日3時間からOKなどしばりがゆるい
- ある程度長く営業している老舗
- 体験入店がある
- 自宅から通いやすい場所にある
- カウンター+テーブル数卓の規模
上記の条件をで多く満たしているお店であればあるほど、大学生でも働きやすい環境である可能性が高いです。
できれば、入店を決める前に体験として1日働かせてもらうのが理想。
まとめ
今回は、大学生のスナックバイトについて詳しく解説しました。
スナックバイトはナイトワークの中でも時給は低い傾向がありますが、働きやすさから言えば大学生にはおすすめ。
良いお店選びができれば、人生経験や社会勉強の機会になることでしょう。
ただし、自己管理しながら働かないと、大学よりスナック優先の生活になってしまう可能性があります。
スナックでバイトするにしても、大学生としての自分を最優先することは絶対に忘れないようにしてくださいね。