【水商売の方必見】二日酔いになりにくいお酒は存在する?なりやすいのはどんなお酒?
「仕事で二日酔いになるのをなるべく避けたい!」
「二日酔いになりにくいお酒は存在するの?」
今回は、上記の疑問にお答えする記事内容となっています。
キャバクラやホストクラブなど夜職をしていると、職業柄二日酔いは付きものですができるだけ避けたいのが本音ですよね。
そこで今回は、二日酔いになりにくいお酒は存在するのかを徹底調査してみました。
水商売の人はこれをチョイス!二日酔いになりにくいお酒の特徴
水商売をしていると出勤のたびにお酒を飲むという方が多く、二日酔いに悩まされることも少なくありません。
ただ、飲むお酒の種類で少しでも二日酔いが軽減されるならぜひ試してみたいと思いませんか?
リサーチしてみると、実は二日酔いになりにくいとされるお酒は存在するということがわかりました!
- 蒸留酒
- メタノールの含有が少ない
- 値段が高い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
蒸留酒
世の中にあるお酒は大きく「蒸留酒」と「醸造酒」に分かれます。
この2つの分類でいえば、圧倒的に蒸留酒の方が二日酔いになりにくいと言われています。
特徴 | 蒸留酒 | 醸造酒 |
---|---|---|
製造方法 | 醸造酒を蒸留して作る | 糖質をアルコール発酵させて作る |
アルコール度数 | 通常20%以上 | 通常20%未満 |
代表的な例 | ウィスキー、ブランデー、本格焼酎 | ビール、ワイン、日本酒 |
醸造酒にはアセトン、フーゼル油、タンニンなどの「不純物」と呼ばれる成分がどうしても含まれてしまいます。
実はこれらの不純物は二日酔いを悪化させる原因のひとつ。
一方で、蒸留酒は醸造酒を沸騰させ蒸留し、可能な限り不純物を取り除く製法で作られます。
メタノールの含有が少ない
お酒に含まれるアルコールの成分の1つに、「メタノール」があります。
メタノールは通常のアルコール(=エタノール)と比較すると、肝臓での処理にかなり時間がかかるのが特徴。
体内に長くメタノールが残留することで、翌日のだるさや頭痛、吐き気につながります。
値段が高い
実は、値段が高いお酒ほど二日酔いになりにくいというのは嘘みたいな本当の話。
高価なお酒がなぜ高いのかというと、理由はその製造過程にあります。
値段の高いお酒ほど手が込んだ製造方法となっており、特に不純物を取り除く工程が多くなっています。
先述の通り、お酒の含まれる不純物は二日酔いの原因。
具体的にどんなお酒が二日酔いしにくいか、詳細を早く知りたいという方はコチラをご覧ください!
水商売なら知っておくべき二日酔いになりやすいお酒の特徴
二日酔いになりにくいお酒があるということは、当然のことながら二日酔いになりやすいお酒も存在します。
お酒を飲む機会が特に多い水商売の方は、二日酔いになりやすいお酒についても知っておいて損はありません!
- 醸造酒・混成酒
- メタノールの含有が多い
- 値段が安い
- 炭酸入り
こちらも、それぞれ詳しく見ていきましょう。
醸造酒・混成酒
蒸留を行わない醸造酒は不純物が多く含まれているため、二日酔いに与える影響が大きくなる傾向にあります。
さらに、蒸留酒は蒸留によって濃厚な風味になり人によっては飲みにくさを感じる一方で、醸造酒は口当たりや味が軽く、ついつい飲みすぎてしまいやすいというのも要因の一つだと言えるでしょう。
また、蒸留酒や醸造酒に糖分や果実などを加えたお酒を「混成酒」と呼びますが、この原料が醸造酒の場合は二日酔いになりやすい傾向があるため要注意!
香料なども含まれる混成酒は純粋なアルコール以外の成分が多くなり、二日酔いの原因となります。
梅酒や果実酒、リキュール類は混成酒の代表です。
飲みやすく甘い口当たりによる飲みすぎに気を付けましょう。
メタノールの含有が多い
二日酔いの大きな原因となる、アルコールに含まれるメタノール。
この含有量が多いお酒ほど二日酔いになりやすく、さらに症状がひどくなってしまいます。
メタノールの分解のされにくさから、飲んだ量次第では二日酔いどころか三日酔いすることもあるくらいなので、メタノールの含有が多いお酒は飲酒量に注意が必要です。
ワイン、ブランデーなど果物を原料としたお酒にはメタノールが多く含まれる傾向があるため、飲みすぎたときの二日酔いの辛さはレベチ!
値段が安い
値段が高いお酒ほど、お酒に含まれる不純物を取り除く過程が多く純度の高い仕上がりになっているということは先ほど解説しました。
ということは、その逆、つまりは値段が安いお酒は不純物を取り除く過程が少ないということです。
手間のかかっているお酒ほど高価であるということを頭に入れておきましょう。
炭酸入り
実は、炭酸入りのお酒は二日酔いになりやすいという説があります。
炭酸入りと言えば、シャンパンやスパークリングワイン、スパークリング日本酒など夜のお店でも大活躍のお酒たち。
イベントなどでこれらのお酒を浴びるように飲んだ結果、翌日大変なことになった経験をお持ちの方は少なくないと思います。
発泡性を持つお酒に含まれる炭酸ガスは、アルコールの成分を身体に急速に浸透させる作用があります。
一気に吸収されたアルコールに対して肝臓の分解が追い付かず、結果的に翌日まで残ってしまい二日酔いになるパターンというわけです。
特に空腹時はただでさえアルコールが吸収されやすいので、お腹が空いている状態でのシャンパンなどは本格的に地獄を見ます。
二日酔いになりにくいお酒・なりやすいお酒の種類一覧
二日酔いになりにくいお酒・なりやすいお酒の特徴についてまとめてきましたが、ここで実際のお酒を二日酔いになりにくいもの、なりやすいものに分類してみました!
夜職で働く皆さんは、普段飲むお酒の選択肢を考えるうえでもぜひ参考にしてくださいね。
二日酔いになりにくいと言われるお酒の種類一覧
ビール |
ワイン |
日本酒 |
ブランデー |
ウイスキー |
二日酔いになりやすいと言われるお酒の種類一覧
焼酎 |
ウォッカ |
ジン |
ラム |
泡盛 |
出勤の翌日、具合が悪くほぼ1日寝て過ごす…なんて事態に陥りがちな方は、今お店で飲んでいるお酒の種類についても見直してみると良いでしょう。
ただし、アルコールを飲む以上二日酔いになるリスクはゼロにはなりません。
また、体質やコンディション、飲み方次第で翌日の状況は変わるということはお忘れなく!
水商売の方向け!二日酔いとお酒に関するQ&A
それでは最後に、水商売で働く皆さんが知っておいて損のない二日酔いとお酒に関するQ&Aをまとめて紹介していきたいと思います!
- ちゃんぽんすると二日酔いになる?
- 一気飲みすると二日酔いになる?
- 迎え酒って実際どうなの?
ちゃんぽんすると二日酔いになる?
お酒を「ちゃんぽん」する、つまり異なる種類のお酒を混ぜて飲む場合、二日酔いになるリスクは爆上がりします。
その理由は以下の通り。
- アルコールの濃度が違うお酒を摂取することで体内のアルコール濃度が急激に変化し、分解が遅くなる
- 異なるお酒を交互に飲むと酔っていることに気が付きにくくなり、過剰な飲酒につながる
お酒をちゃんぽんすると体への負担が増え、二日酔いになりやすくなるため注意しましょう。
できるだけ同じお酒を一定ペースで飲むのが、二日酔いを防止するためには大切ですよ!
一気飲みすると二日酔いになる?
水商売のお店ではノリで一気飲みをすることになる場面もありますが、一気飲みは急性アルコール中毒を引き起こす大きなリスク意外に、二日酔いになるリスクも非常に高くなります。
一気飲みによって短時間で大量のアルコールが体内に入ると、肝臓のアルコール分解が追いつかず、血中アルコール濃度が急激に上昇します。
これが強い酔いや二日酔いにつながってしまうのです。
一部のホストクラブやキャバクラでは「ビンダ」などが行われているようですが、体のことを考えると本気でやめておいた方がいいです…。
迎え酒って実際どうなの?
「二日酔いには迎え酒が効く」なんて噂を聞いたことがある方もいると思いますが、実際のところ迎え酒で二日酔いが治ることはありません!
迎え酒は一時的に二日酔いの症状を和らげることは可能です。
しかしこれはアルコールによって痛みや不快感が鈍くなっているだけであり、根本的な解決にはなりません。
また、迎え酒をすることで体内のアルコールがさらに増え、肝臓にかかる負担が増大しアルコールの分解が遅れ、結果的に二日酔いの症状が長引くリスクも伴います。
「二日酔いには迎え酒」は間違った知識だと覚えておきましょう!
まとめ
今回は、水商売の方なら知っておいて損はない二日酔いになりにくいお酒・なりやすいお酒について詳しく解説しました。
水商売はお酒と切っても切れない関係性。
働いている以上はどうしてもお酒を飲まなければならない場面が多いです。
だからこそ、できるだけ二日酔いにならないお酒と飲み方を知り、正しくお酒と付き合っていくことが大切ですよ。
今回紹介した内容を参考に、できるだけ翌日に影響しない働き方を模索してみてくださいね。