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【Veuve Clicquot~ヴーヴ・クリコ~】良質&お手頃な王道シャンパン

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キャバクラ・ホストクラブ、水商売の店舗に置いてあるお酒キャベルでは紹介しています。

ドン・ペリニヨン、モエ・エ・シャンドンに並ぶ夜のお店の王道シャンパン、ヴーヴ・クリコ。

印象に残る個性的な黄色のラベルは、多くの方が一度は目にしたことがあるはずです。

今回は、良質でありながら手ごろな価格で人気を集めるヴーヴクリコの興味深い歴史、そして実は豊富な商品ラインナップや価格をわかりやすく紹介します。

目次

ヴーヴ・クリコの由来と歴史

VeuveClicquotYellow

ヴーヴ・クリコは、アルコール業界では非常に珍しい“女性がつくりあげたシャンパーニュメゾン”というエピソードが有名。

今や日本でも定番となったヴーヴ・クリコの由来と歴史をシンプルに紹介します。

ヴーヴ・クリコの由来

「ヴーヴ・クリコ」を生産国フランスの言葉で直訳すると、「未亡人クリコ」。

夫から継いだシャンパーニュ事業を世界有数のブランドに成長させた女傑、マダム・クリコが命名したものです。

結婚後わずか6年で他界した夫の意志を継ぐため、あえて未亡人という言葉を使いメゾン名を「ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン」としたのが由来となっています。

未亡人の意味から、日本ではお祝いの場(特に結婚式)でヴーヴを出すことに抵抗を持つ方もいます。
しかし、お祝い事でヴーヴクリコを贈るのは世界的に見れば一般的なこと!
質の高いシャンパンなので、よほど伝統的・日本的な考えを持っているわけでなければぜひ利用しましょう。

ヴーヴ・クリコの歴史

のちのヴーヴ・クリコ・ポンサルダンが誕生するきっかけとなったのは、銀行や織物商を営むフィリップ・クリコが1772年に創業した「クリコ」という企業。

クリコ夫人は、創業者フィリップの息子であるフランソワ・フィリップと結婚しました。

フランソワは父フィリップの引退後、シャンパンづくりに力を入れ企業拡大を目指しましたが…なんとクリコ夫人との結婚からわずか数年、31歳で他界。

そこで、周囲の心配や反対を押し切り亡き夫の事業を引き継いだのがクリコ夫人だったのです。

当時のシャンパーニュ業界は完全なる男社会。

しかしクリコ夫人は、「ONE QUALITY, THE FINEST.(品質はただひとつ、最高級だけ。)」の信念をつらぬき、事業を世界的なものへと成長させたのでした。

マダム・クリコの代表的な功績

  • 世界初のヴィンテージシャンパンを醸造
  • 澱を除去した透明なシャンパンを実現
  • シャンパンと赤ワインをブレンドしたロゼシャンパンを実現

ヴーヴ・クリコが夜のお店で人気の理由

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ヴーヴ・クリコはホストクラブやキャバクラなど夜のお店でも人気が高いシャンパンです。

その理由として代表的なものを紹介します。

歴史と背景が女性から好まれるから

まだまだ女性が社会的地位を確立するのが難しかった時代にもかかわらず、会社のトップとして事業拡大を果たしたマダム・クリコ。

シャンパン自体の味や品質はもちろんのこと、激動の時代を強く生き抜いた女性がつくりあげたという背景も、ヴーヴ・クリコの人気の理由のひとつとなっています。

こうした強い女性にあこがれるキャバ嬢さんは多く、ヴーヴ人気のひとつの理由となっています。

王道のシャンパンだから

冒頭でも触れたとおり、ヴーヴはドンペリ、モエシャンと並ぶ王道のシャンパンです。

ヴーヴがキャバクラやホストクラブでも人気の高いシャンパンとなったきっかけは、モエ・エ・シャンドン社のPR戦略であると言われています。

バブル期までは、夜の街のステータス=ブランデーが主流でした。

しかし、

  • 見た目の華やかさ
  • ブランデーと違い飲み切るまでに時間がかからない
    (=お店の売上につながりやすい)
  • 開封時の泡や音によるパフォーマンス感

といった、シャンパンと夜のお店の相性の良さがバブル期以降積極的に国内でPRされ、功を奏したのです。

ドンペリ、モエシャン、そしてヴーヴ・クリコはモエ・エ・シャンドン社の保有ブランドであったため、宣伝から定着までがあっという間だったと言われています。

おねだりしやすい価格帯+飲み飽きていないから

ドンペリ・モエシャン・ヴーヴはいづれも夜のお店を代表するシャンパンですが、

ドンペリはちょっと高すぎるからねだりにくい…

一番人気のモエシャンは飲みすぎて飽きた…

なんて感じているキャストが多い様子。

そんな中、モエシャンほど飲み飽きていないけれどドンペリほど高くない「丁度良い」シャンパンとしてヴーヴが選ばれることが多いのです。

ヴーヴは夜のお店の業態や大衆店・高級店問わず、非常に幅広く取り扱われています。
そんななじみ深さからも人気のあるシャンパンと言えますね。

ヴーヴ・クリコの種類と値段を一挙紹介

ヴーヴといえば、特徴的な黄色のラベルをイメージする方が多いと思います。

しかし実は、ヴーヴクリコのラインナップは全9種類

各種類の特徴と原価相場、ホストクラブやキャバクラにおける販売価格をまとめて紹介していきます。

ヴーヴ・クリコ イエローラベルブリュット

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ヴーヴを代表するイエローラベル。

ヴーヴ・クリコといえばこちらの種類を思い浮かべる方は多いでしょう。

実はこちらのイエローラベルのカラーはヴーヴ・クリコ社が特許を取得しており、同じ業界においては他で使用できないことになっています。

▼ヴーヴ・クリコ イエローラベルブリュットの特徴▼

  • 味わい…辛口
  • 原価相場…8,000円前後
  • キャバクラ価格…約20,000円
  • ホストクラブ価格…約50,000円

ヴーヴ・クリコ ローズラベル

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かわいらしいピンクのラベルで、2006年の発売当初から高い女性人気を誇るローズラベル。

デザイン的にも特にキャバ嬢さんからのウケは抜群です!

▼ヴーヴ・クリコ ローズラベルの特徴▼

  • 味わい…辛口
  • 原価相場…7,000円前後
  • キャバクラ価格…約25,000円
  • ホストクラブ価格…約70,000円

ヴーヴ・クリコ ホワイトラベルドゥミセック

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ヴーヴのなかではめずらしい甘口のシャンパン。

まろやかで優しい味わいのため、とても飲みやすいです。

▼ヴーヴ・クリコ ホワイトラベルドゥミセックの特徴▼

  • 味わい…甘口
  • 原価相場…7,000円前後
  • キャバクラ価格…約22,000円
  • ホストクラブ価格…約70,000円

ヴーヴ・クリコ リッチ

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カクテル感覚で割ったり、果物を入れたりして楽しむ新感覚のヴーヴ。

好みや気分に合わせ、いろんな味わい方を楽しむことができます。

▼ヴーヴ・クリコ リッチの特徴▼

  • 味わい…甘口
  • 原価相場…8,000円前後
  • キャバクラ価格…約35,000円
  • ホストクラブ価格…ほぼ取り扱い無し

ヴーヴ・クリコ リッチ・ロゼ

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ヴーヴ・クリコリッチに赤ワインをブレンドしたもの。

リッチ同様カクテル感覚で飲むのも良いですが、オンザロックも人気が高い飲み方です。

▼ヴーヴ・クリコ リッチ・ロゼの特徴▼

  • 味わい…甘口
  • 原価相場…8,000円前後
  • キャバクラ価格…約40,000円
  • ホストクラブ価格…ほぼ取り扱い無し

ヴーヴ・クリコ ヴィンテージ

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使用するブドウの出来が最高とされる年にだけ、限定で醸造されるヴーヴです。

2000年代では、2008年と2012年のものが販売されています。

▼ヴーヴ・クリコ ヴィンテージ(2008年)の特徴▼

  • 味わい…辛口
  • 原価相場…9,000円前後
  • キャバクラ価格…約80,000円
  • ホストクラブ価格…約100,000円

ヴーヴ・クリコ ヴィンテージ・ロゼ

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ヴーヴ・クリコのヴィンテージに14%の赤ワインをブレンドしたもの。

濃いピンク色が、グラスに注いだ際に美しく映えます。

▼ヴーヴ・クリコ ヴィンテージロゼ(2008年)の特徴▼

  • 味わい…辛口
  • 原価相場…10,000円前後
  • キャバクラ価格…約100,000円
  • ホストクラブ価格…約120,000円

ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム

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ラ・グランダムとは「偉大な女性」の意味で、クリコ夫人に捧げられたヴーヴ最高峰のシャンパン。

上品な口当たりで非常に飲みやすいと定評があります。

▼ヴーヴ・クリコ ラ・グランダムの特徴▼

  • 味わい…辛口
  • 原価相場…20,000円前後
  • キャバクラ価格…約80,000円
  • ホストクラブ価格…約200,000~300,000円

ヴーヴ・クリコ ラ・グランタム・ロゼ

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ラ・グランタムに15%の赤ワインをブレンドしたもの。

かわいらしいピンク色と飲みやすさで、女性からの人気が高くなっています。

▼ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム・ロゼの特徴▼

  • 味わい…辛口
  • 原価相場…30,000円前後
  • キャバクラ価格…約120,000円
  • ホストクラブ価格…約250,000~350,000円

ヴーヴ・クリコ:大衆店から高級店まで幅広く愛される王道シャンパン

ヴーヴ・クリコ_ボトルイメージ

ヴーヴ・クリコは日本でシャンパンが流行し始めた当初から定着している、水商売の世界でも高い人気を誇るシャンパン。イベントに、ヴーヴ・クリコのシャンパンを用意して、オリシャンにしたいと問い合わせが多数あります。

メニューを作成する時は、イエローラベル・ホワイトラベル・ローズラベルが多く、リッチやリッチロゼをメニューに表記する店舗は100店舗中/50店舗といった印象です。ヴィンテージ、ラ・グランダムはあまりメニュー表には表記しません。

大衆店・高級店問わずさまざまな業態の店舗で扱いのある王道シャンパンですが、多くの人が思い浮かべるイエローラベルブリュット以外にもじつは豊富なラインナップで展開されています。

ドンペリほどの敷居の高さはなく、モエシャンほど飲み飽きている人が少ないという点ではシャンパンの中でもおねだりに最適!誕生日のイベントに高級な演出をするにも最適です。

辛口、甘口ともに口当たりがよく年齢・男女問わず万人受けする味わいなので、お店として各種取り揃えてみるのもオススメですよ。

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